旧小笠郡大須賀町(おおすかちょう)は静岡県の西部、遠州地方の東部に位置した町です。南は遠州灘、北は小笠山に接し、袋井市、大東町、浅羽町に隣接。町域には「横須賀城跡」や、遠州七不思議のひとつ「晴明塚」などの名所旧跡が有る事でも知られています。「町の木:松」「町の花:ツツジ」「町の鳥:メジロ」を制定。
モニュメントには大須賀町のキャッチフレーズ「歴史とみどりのまち 大須賀」と刻まれています。
大須賀支所北側に移築された、市指定文化財「横須賀町番所」。建物の屋根の大棟と隅棟には、横須賀城主:西尾家の紋所「櫛松」を表した鳥衾付の鬼瓦があります。
明治22年(1889)、町村制の施行により、城東郡大須賀村・大淵村・笠原村が発足。
1896年、郡制の施行により所属郡が小笠郡に変更。
1914年、小笠郡大須賀村が町制を施行・改称して小笠郡横須賀町となる。
1956年、小笠郡横須賀町と大淵村が合併、小笠郡大須賀町が発足。
1956年、小笠郡笠原村の一部を編入。
2005年、掛川市、小笠郡大東町と合併、掛川市の一地区となりました。
マンホールには「オスカー君」を中心に町の花:ツツジと町の鳥:メジロ。周囲には「町の木:松」がデザインされています。
『オスカー君』は、町の頭文字の「O」を基本に1997年10月24日制定されました。頭は小笠山、首元は遠州灘の波を配置し、これから活力ある未来に向かっていく姿を表現しています。
昭和37年10月25日制定の町章は「合併した3地区を矢羽根で表し、「大」にまとめています。 矢羽根の中にある3本の白線は、それぞれの3地区を流れる、3本の川を表しています。」合併協議会資料より
中央に「井」の文字がある「消防水利」は、消防用の井戸がある場所に設置される蓋。消防法に「常時貯水量が40m3以上、又は取水可能水量が毎分1m3以上で、かつ、連続40分以上の給水能力を有するものでなければならない。」と定められています。
撮影日:2011年11月16日&2016年12月15日
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