鳥取市青谷町紙屋に鎮座される「紙屋神社」。御祭神は『彦火々出見命・正勝山祇命』
鳥居も社号標も無く、何度も行ったり来たりを繰り返し、ちょうど公民館から出てこられた方に訪ねてやっと見つける事が出来た参道。勝部川沿いの県道51号線、畑の間に延びる細い道の突き当りに見えてきた長い石段。
創建は文政十年(1860)頃と伝えられ、地域の人々からは「三宮さん」と呼び親しまれています。昨日紹介した「建山神社」に合祀された「紙屋神社」とは、おそらくこの神社と思われます。
お小さいながらも美しい佇まいの社殿。きちんと扇形拝み石も奉納されています。
社殿木鼻には「獅子と獏」
社殿目貫彫刻の「龍」
飛翔する鶴
つがいの鳥それとも親子?
社殿左右より神域を守護されるのは「北河原村住・川六作 万延元年(1860)十二月建立」の出雲タイプの狛犬さん一対。
吽形さんは少し首を斜めに、阿形さんは胸の前に仔狛を遊ばせています。
左足の下に小石を置き、そこに足をかけて斜に構える姿は、もうすでに一人前の川六の狛犬 (*´꒳`*ノノ゙
首元まで届いた尾はまるで編み込みヘヤーみたいで、やっぱりキュートな後ろ姿~💗
邪魔になっては心配していましたが、何とか何方の邪魔にもならずに済んだようです。これからバックで県道まで・・私は臨時交通監視員(笑)
参拝日:2012年4月18日
名工と言われるには、
言われる理由があると感じます(*^^*)
旅は、色んなものを見せてくれます。
だから更に次を探して旅をしたくなります。
「石工 川六」名工が生み出した狛犬を奉納した神社巡り
をされたのですね。
ご主人様は喜ばれたでしょうね。
没後150年とはそれ以前に作られた狛犬さん
苔が生えたり形の朽ちてきてるのもあり
時の流れを感じますね。