車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ご当地マンホール in 鳥取県旧河原町(鳥取市)

2017年04月11日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・鳥取県

旧八頭郡河原町(かわはらちょう)は町の中心地で千代川と八東川が合流し、鳥取市、郡家町、鹿野町、船岡町、三朝町、用瀬町、佐治村に隣接した自治体です。美作方面への街道と播磨方面への街道の結節点であり、重要な水運路でもあった千代川を見下ろす要衝の小丘に建てられた「丸山城(現呼称:河原城)」。羽柴秀吉による第一次鳥取城攻略戦の際に陣が置かれたと伝えられる城跡には、犬山城天守を模した展望台(模擬天守)が河原町のシンボルタワーとして一帯を見下ろしています。

またこの地は、「古事記」に記される『大国主』の妻『八上姫』の出身地としても知られ、神話「因幡の白兎」は、大国主命が八上姫を尋ねる旅の途中でのお話です。

明治22年(1889)、町村制の施行により八上郡三保村・久長村・八上村・散岐村・国英村・西郷村が発足。

1893年、八上郡三保村・久長村が合併、八上郡河原村が発足。

1896年、八上郡が八頭郡に変更。

1926年、河原村が町制を施行、八頭郡河原町となる。

1955年、八上村・散岐村・国英村・西郷村と合併、改めて八頭郡河原町が発足。

2004年、用瀬町・佐治村・福部村・国府町・青谷町・気高町・鹿野町と共に鳥取市に編入。鳥取市河原町となりました。

マンホールには、千代川に入って鮎釣りをする釣り人が描かれています。(ローソン鳥取河原店前のタイル歩道に設置)

「霊石山とパラグライダー」「三滝渓と吊り橋」「千代川の鮎」が描かれています。(道の駅・清流茶屋かわはら付近の道路に設置)

昭和35年(1960)4月制定1日制定の町章は「河原町の「カ」を二つの円にからませて河原町の 「かわ」を表現した。」合併協議会資料より

町章付きのマンホール、上水道関連の蓋は無し。

八上姫が大国主命と結ばれたゆかりの地河原町に湧く湯谷の湯は300年前に発見され、薬師如来の薬湯として知られています。湯の川温泉マスコットキャラクター『八上ちゃん』と、道の駅清流茶屋かわはらのマスコットキャラクター『はぁ兎ちゃん』

八上姫を祀る「売沼神社」にあやかった「御縁樹」。おみくじを結んで願いをかけると縁結び&美人になる夢が叶うとか(*^^*)

国道53号沿いにある「道の駅・清流茶屋かわはら」。鳥取自動車道河原PAからも利用可能とあって、車泊者にもとても人気の道の駅。2012年&2016年の鳥取県車泊の旅では、こちらの道の駅で車中泊をさせて頂きました。

八上姫と大国主命にちなんだ館内には楽しいモニュメントも一杯。美味しい食事に、神話の国ならではのお土産。明るい店内と親切なおもてなしに、ついついお土産の数が増えて・・(笑)。

車中泊で旅をする私たちにとって、このような道の駅は、本当にありがたく大切な場所です。

「清流茶屋かわはら様」、改めて、その折には有難うございました。

撮影日:2012年4月14日&2016年10月20日

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一口メモ

「古事記(こじき)」、『稗田阿礼(ひえだのあれ)』が誦み習い覚えていた「帝皇の日継」と「先代の旧辞」を、第43代元明天皇の時代(707~715)に『太安万侶(おおのやすまろ)』が編纂し、成立させた書物。

 


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