松江市大垣町、宍道湖を臨む丘陵地に花と鳥の楽園「松江フォーゲルパーク」があります。エントランス部分は、日本最古の神社建築様式〝大社造り〟をイメージした造りで、施設名とのアンバランスが何とも微妙(笑)。ちなみに「フォーゲル」はドイツ語で「鳥」。園内には約80種類、800羽の鳥たちがいるそうです。
長屋門をくぐると、生態展示された約60羽のフクロウ・ミミズクが私たちを出迎えてくれます。 左の子は「アフリカヒナフクロウ」。右は多分「オオコノハズク」。森の賢者と言われるだけあってすごく賢そうな顔 (^-^)
一番のお気に入りは、某ファンタジー映画で大活躍して以来気になっていた「シロフクロウ」(*^^*) もう何だろう!!このかわいらしさ。勝手な思い込みかもしれないけど絶対に笑ってる(笑)
こっちの二羽は、お互いにそっぽを向いたまま眠っているみたい。もともとふくろうは夜行性なので、この時間なら寝ていて当然なのかも。
受付を済ませたら、ベゴニア・フクシア・コリウスなど、約1万本が常時展示されている国内最大級の花の温室へ。 約8000m2の広さを持つ「センターハウス」は、まさに花の別天地、無条件にハッピーな気分になれます (〃∇〃)。
ハウス内には幾つかの縁結びスポットがあり、「幸せのハート」は若いカッブルに大人気。 若くない私たちですが(笑)、カップルであることには違いないので、早速記念撮影d(-_^)
次はアイビーゼラニウムの花と香りに囲まれた「幸せの椅子」で。今更かもしれないですが結婚して?十年(笑)。花言葉の「真実の愛」をずっと忘れないでね。
こちらのフロアの目玉は、可愛いふくろうによる「フクロウ飛行ショー」。主役はなんとも不思議な表情の「クロワシミミズク」君。
「ショーに参加する人」と言われて、思わず手を上げてしまった私(笑)。だってこんなに身近にこんなに可愛いフクロウ君を見られるなんて滅多にないチャンス。ひな壇で見てるより絶対に楽しい。
今からこの輪の中をふくろうが飛び抜けるのです・・と・・フクロウ君と目が合った瞬間にはもう潜り抜けてた (ーー゛);
トロピカル・エイビアリーと呼ばれる熱帯鳥温室では、素敵な鳥たちに餌付けができます。 今回は「オニオオハシ」の餌付け(¥100)。カップの中身は皮をむいた青い葡萄の実。そんな子供っぽいことと笑われそうですが、これが意外と楽しく、ワクワクする体験でした。だって自分の腕に止まった鳥さんの背中、撫でられるんですよ!!
もう一つのお楽しみは、一緒に園内を大行進できるペンギンのお散歩タイム(*^^*) これだって子供だましみたいと思っていましたが、これがまた可愛くて、本当に年甲斐もなくひたすらストーカーになりきって。
ウォーターフォール・エイビリアリーは水鳥温室。「コシベニペリカン」たち、何を語らっているんでしょう?
初めて見た「ショウジョウトキ」・・・確かにトキは漢字で書くと朱鷺・・朱だね。でもペリカンの仲間だなんて知らなかった(゚o゚*)
どこかの王女様に愛されそうな美しい緑の羽毛を持つ鳥は、リビングストンエボシドリ。和服の柄に合いそうな色合い、王女様では無いですが心惹かれる(^-^)
広大なオープンスクエア・芝生広場は、広くて明るく、食事タイムにはぴったりの場所。 普段はあまり食欲のわかない私ですが、綺麗な花と可愛い鳥たちのお陰で食べる気満々(笑)
ここでは、鷹や隼たちによる「バードショー」が開催されるというので、しばし時間待ち。トンビやワシなら見た事がありますが、鷹や隼を間近で見るのは初めての経験。ショーはとにかく迫力満点、獲物(ラジコンカー)を追う隼の姿に思わず息を呑み、手に汗を握りました。
園内にある標高53mの「くにびき展望台」からは、宍道湖の大パノラマを眺める事ができます。
道路と並ぶようにカーブを描く一畑鉄道の線路、ああ!ほら、駅に近づく黄色い電車が見えてきたよ。
訪問日:2013年5月24日
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