車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

佐那武(さなたけ)神社in石川県野々市市御経塚

2017年11月01日 11時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

野々市市御経塚に鎮座される「佐那武(さなたけ)神社」。御祭神は『猨田彦神、応神天皇』

「創立年代は不詳であるが、神亀4年6月15日、陸奥の人佐那が海中より神像を得て、これを鎮斎した佐那武明神の正社であるといわれている。明治初年村社に列格。昭和18年、村社大城八幡神社と合併。昭和49年新社殿、弊殿、拝殿を造営。」石川県神社庁HPより

覆い屋の拝殿前より神域を守護されるのは、昭和6年(1931)11月建立の加賀逆立ち狛犬さん一対。「石匠:松任町 相森〇」大口を開けて豪快に笑う阿形さん。何故か不安そうな上目遣いの吽形さん。

「そんな顔をされるとどうして良いのかわからなくなるよ」と阿形さん。何を聞いても山の字に口を結んで黙り込む吽形さん。一体何があった??

もしかしたら今にも落っこちそうな仔狛さんの事が心配で、そんな顔を??大丈夫。吽形さんに似てしっかり君だから簡単に脱落なんてしませんよ!

阿形さんの踏みしめた岩の下、今にも落ちそうになりながらしがみつく子狛。このパターンは、白山市吉田の神田神社さんご奉納の狛犬さんと同じ構図。下のお名前は分かりませんが、松任町の相森氏が生み出した仔たちでしょう。逆立ち狛犬は勿論ですが、相方の半立ち狛犬さんもとてもユニークで個性的。『福嶋伊三次』氏から俄かに興味を持った加賀圏域の逆立ち狛犬さん、もっと深く探してみたくなりました。

奉納御神馬、腹掛けは「州浜紋」。

参拝日:2011年10月13日

 


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