大阪市旭区生江、旧淀川の河川敷を利用して昭和9年5月20日に開園した「城北公園」。
今回のお目当ては、面積9.5haの園内に昭和39年に開園した関西で初めての回遊式花菖蒲園。約1.3haの園内には、江戸系、伊勢系、肥後系三系統の花菖蒲:約250種・13,000株が栽培されており、見頃を迎える5~6月には多くの来園客で賑わいます。
「紫衣の誉」
「春月」
「咆哮の虎」
「小町娘」
「潮来の夢」
「野花菖蒲」の札があったけど、もしかして既に園芸種に改良されているのかも・・・まぁ、名前なんて分からなくても綺麗なものは綺麗で良いのです😊
そうそう、花菖蒲園の周囲に植えられていた紫陽花が、また凄くかわいいのです。真っ白い羽を薄紅に染めて、初めての空を飛ぶ蝶々のように可憐な姿に思わずうっとり。
まるで線香花火のようにキラキラと薄青の花弁を振るわせる「墨田の花火」
一転して相反するかのような重厚な趣の紫陽花。こんな時、「この花はね」なんて薀蓄がいえたらきっと楽しさもより深まるんだろうな。でもそれって、絶対にご亭主殿にはウザがられそう😄
石橋が設けられた小さなせせらぎ、日当たりの良い一角に咲くのは「半化粧(ハンゲショウ)」。
葉の片面(表面)だけが白くなることから古くは「片白草」とも呼ばれた万葉植物。白い葉の上にゴマ粒のような穂をつけた花が咲いています。
竹林の奥に見えるのは茶室でしょうか?しっとりと良い風情。
せせらぎの水を引き込んだ和風庭風。ホッコリと日の当たる岩辺に腰を下ろしていると、時間の流れが止まってしまったような錯覚にとらわれます。
訪問日:2005年6月18日
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