屏風ヶ浦の南端に位置し、銚子市の犬岩までつづく切り立った断崖「刑部(ぎょうぶ)岬」。 岬からは「太平洋の大海原」や「何処までも続く九十九里浜」などを一望することができます。
旭市上永井、屏風ヶ浦の西の端に建つ「飯岡(いいおか)灯台」、高さ65メートルの小型の白色灯台。昭和31年(1956)に建設され、灯りは38キロメートル先まで届きます。
映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」の舞台となったそうで、記念碑もあります。 作品の内容は見ていないので分かりませんが、というより、作品そのものを全く知りません😅
前回は時間的に無理があって寄れなかった「飯岡刑部岬展望館~光と風~」、朝一の今日は余裕😊 屏風ケ浦の西端に位置する高さ約60メートルの断崖絶壁にあり、太平洋と九十九里浜を一望できるのがポイント。実は私、高い所は酷く苦手なんです。でも、ご亭主殿の根拠のない「大丈夫」に後押しされました😅
展望台からは、飯岡漁港から九十九里浜が弓状に連なっているのが一望でき、流石に高い場所だけ有って中々の眺望。運が良ければ「水平線に浮かぶ富士山」も見えるそうですが、流石にそんな幸運はもちろんまれ。
係りの方から、風車が並ぶ端に「筑波山」が見えると言うことで目を凝らしてみましたが・・・ どんなに頑張って想像力を働かせても、言うところの山影の片鱗すらも捉える事はできません。
案内板ではこのように見えると有り、また係りの人にもちゃんと見えていると言います。 もしかしたら日常的に見ている景色を脳が記憶し、其処に投影しているのかも知れませんね😓
ともあれ展望館から見る「飯岡灯台」は、打ち寄せる太平洋の波と重なり最高のロケーション。 こんな風に上から灯台を見る機会など初めてといっても良い経験。何といっても絶対的安全圏から見る景色、怖さよりもワクワクが優先しました😃
さらに岬の周辺は「上永井公園」として整備され、そこではちょっと興味深い、楽しいものに出会えます。 この顔、微妙と言えば微妙ですが、それでも「ああっ!」と思い当たる人は結構多いのでは😲 「あしたのジョー」を知っている人なら、この石像が「力石徹」である事は一目瞭然。 作品の中ではいつのまにか主役の座を食い、作中で死亡した時には本物のお葬式まで出たと言う・・
「矢吹ジョー」の石像もあったのですが、ご亭主殿が機嫌よく絡んでいたので自粛。 これらの石像は、作者の『ちばてつや』が一時期飯岡に在住していた時期があった縁によるものだそうです。 「一時期在住していた=育った町」、有名人が絡むと、都合よく言葉が変換されると言う好例ですね😅 それはさて置き、刑部岬周辺は、水郷筑波国定公園に指定され、「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」。さらに「日本夜景遺産」「日本の夜景百選」「関東の富士見百景」にも選定されています。何と言うか・・色々凄いのです。
展望館ではもう一つ興味深い展示があったのですが、それは次の記事で紹介したいと思います。
訪問日:2014年5月18日&2019年3月12日
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