車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

御前崎岬 ~2016年 in 静岡県御前崎市

2019年03月04日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

前回から5年後の2016年、今度は友人Jさんが加わって三人での「静岡県車中泊の旅in御前崎」(笑) 今回もしっかり写してきました「静岡県最南端の碑」と再会できて感動のあまり抱きつくおバカな二人・・(-_-;)

少しばかり冷静になっての女子二人、それでも最南端の碑とのペアショットは外せない(笑)

重く垂れ込めた雲、灰色の冷たい海、流石に12月のこの季節はすべてがどんよりとしています。うかれてはしゃいでいるのは、もしかしたら私たち三人だけかも・・まっ、それも良しでしょう。

駐車場に併設されたみさきの広場には新たなモニュメントも加わって・・でもこれ、どう見ても難破船(゜゜;)。 場所が場所だけにこれは笑えないと思うのだけど、もしかして何か別の意図があるのかも・・

ともあれ、今日も丘の上に見えているあの白亜の塔が・・白亜の?白亜の???「御前埼灯台」が無い!!。

・・・・いや、無いわけではない・・だって先端に見える投光器部分は間違いなく御前崎灯台のもの

何が何でも自分で確認しなくては!とは言え、雨の所為でぬかるんだ坂道は、以前よりマシになったとは言っても私の足では無理。今回はご亭主殿が写真だけ撮りに行ってくれる事になったのです。それにしても・・あの白亜の美しい灯台は外装工事中。 後で知った事ですが、工事内容は外壁の塗り替え、内側の保護材のパネルをヒノキ材に、らせん階段の途中に小窓を新設・・等々。1982年以来の海上保安庁による改修工事が完了したのは、2016年12月末のこと。私たちが再訪したのは2016年12月13日・・ため息です。

ご亭主殿が灯台の写真を撮りに行ってる間に、私たちはみさき公園付近の探索に。まずは観光振興への御利益の願いを込め、2016年5月に開設されたばかりの「渚の宮神社」

「伊勢神宮」の式年遷宮に伴い提供を受けた御用材が、ちょうどご神体のように展示されています。 「伊勢神宮」のご用材という事なので、きっと神威はある筈、友人と一緒に旅の無事を願いました。

灯台の撮影を終えて帰ってきたご亭主殿、帰り道で句碑と古そうな塚を画像に収めてくれました。灯台入り口手前に『山口誓子』句碑【碧の濃き 灘 通り来し 土用波】

通路の途中に建立されていたという「遷れい塚」
碑文全文【御前崎灯台の建設に功労のあった灯台役人「朝臣今武源高光」と公儀棟梁「村山源清弘」を祀ったもので、正面に「遷れい塚」と太く記され右面に「朝臣今武源高光・村山源清弘」、左面に「維時明治六年壬申6月」、基石正面には御前崎松林久佐エ門、相良増田銀蔵、上御崎山﨑円七、下御崎下村粂右エ門、二ツ家沢入惣三郎、沢入専三郎、女岩川口半次郎、広沢横山粂右エ門の名が刻んであります。】

5年前のライオンに守られていた黒い碑は『清水みのる』の「ふるさとの燈台」の歌碑。何故かライオンは消えて、多分ですが設置されていた場所もあの時と違っています。その前に『清水みのる』って誰?!

最南端の碑から覗き見た海岸は、打ち寄せる波が白く砕けて、5年前とは全くの別風景。目の前に広がる灰色の海の中に、小さな黒い点のようなものが・・・黒い点?!もしかして動いてる!

と思ったら、展望所から少し離れた岩礁の上に、海の一点を見つめてじっと佇む人影も発見。 いくらサーフィンの好適地だからって、真冬の海でサーフィン!!、色々びっくりな御前崎です。

訪問日:2016年12月13日

 


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