チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

ケガはやってきた

2007年09月17日 | 読む見る聴く&思う
 金曜日にひどく足をひねった。
朝、さあ仕事しようと仕事場の前にひょんとジャンプしたら
そこが段差になっていて右足が外側へぐわんと曲がった。
脂汗をかくくらい痛くて、夫にレメディーを取ってきてもらった。
そのうちくるぶしがジャガイモのように腫れてきた。
うちは敷地内に段差が多く、歩くのも時間がかかる。
いつもやっている家事にも時間がかかる。


ちょうど読んでる本
細野晴臣「アンビエント・ドライヴァー」にケガのくだりがあった。
細野氏はYMO時代、超過密スケジュールをこなす日々の中いきなり足を骨折し、半年の静養を余儀なくされる。
氏はそれについて「無意識のうちに何かが整うと、よかれあしかれ何かが起こる法則があるようだ。その準備が整った状態を『受けができる』というらしい。」と書いている。

わたしは今回ねんざしたことで、スローに家事、仕事をやることになり反って自分に余裕ができた。ケガが必要だったのかもしれないし
自分で招き入れていたのかもしれない。

    
多肉植物みたいにゆっくりと育っていきたいもんです。


さてその「アンビエント・ドライヴァー」から
「横尾忠則さんによると、転ぶことは先祖のお知らせなのだという」。
横尾忠則氏も若い頃賞などとって大忙しの最中に足の骨折をしていたっけ。それも何度かやってたような。
わたしは今回のねんざがなければ次の日近所の材木整理の手伝いに行く予定だった。
重い大きい材木なども運んだりして、頭にゴツーンと当たったりしていたかもしれない。行くな、ということだったのか。