チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

キヨシローにありがとう

2009年05月03日 | 読む見る聴く&思う
                       

 忌野清志郎が亡くなった。


昨年一度退院して復活ライブをした映像が当時テレビで流れていた。
清志郎は入院中失った体力を戻すため、相当苦労していたと聞く。

自転車で「雪に埋まってしまった息子を何時間もあきらめず雪を掘って
 救い出したおじいさん」に感動して会いに行ったり。

やっぱり自転車で全国ツアーまわったり。

シャイでテレビなんか出るとギターで話すからなんだかよくわからんし。

清志郎は高校時代にデビューしてるんだけれど、同級生に三浦友和がいて仲も良くて清志郎のお母さんが三浦友和に「うちの息子どこに行ったか知らない?」と困って聞いていたとか。


わたしは中学の頃清志郎の声に出会って、長いつきあいだった。
中学校卒業のイベントに「雨上がりの夜空に」を大声で歌ってまわりを引かせた。
高校のとき同じクラスの秀才の男の子は、話してみると清志郎のファンだった。
おたがいテープを交換したっけ。

   気の合うともだちってたくさんいるのさ
   今は気づかないだけ
   街ですれ違っただけでわかるようになるよ

あまりぱっとしない高校生活で、この言葉は染みた。

こんなミュージシャンはもう出ないだろう。