ひとつのものを作りつづけることが苦手なわたしなのだけれど
この皿は10年くらい続いている。
土を変え釉を変え続いている。
フラ皿(大きい方)です
常滑を出てから土を変えねばならず、細かい信楽に掘ってきた荒い土を混ぜて
調合し使っていたけれど、この土をつかってる間、ほんとうに難儀した。
20枚作ると乾燥中に10枚以上割れていたから(涙)。
今回全部の配合を変え瀬戸の有名なヤマダ窯業原料の陶板土をベースにしてみたところ、
なんと20枚作って20枚とも割れてない!
やた~!こんなんはじめて~!
といういことでフラ皿、再開しました。
(お断わりしていたお店の方々すみませんでした)
一枚一枚手ビネリでちまちま作ってくこの皿は時間と手間がかかる。
でもこの皿の作ってる過程がすき。指跡もすき。
土を変え釉を変えすこしずつまた変わってくけどつづきます。