岐阜県加子母にはきのうまで福島からきた子どもをとお母さんたちが泊まっていました。
今年の3月から子どもを外で遊ばせられない、マスクをはずせない、飲み水も野菜も気になって
安心して生活を送れない。
そんな親子に加子母にきてもらってゆっくり手足をのばしてもらいたい、外で思いっきり走ってもらいたい
とれたばかりの野菜やお米を食べてもらいたいと
今回の企画は加子母に住むひとりのお母さんがたちあげ、彼女に賛同するサポーターたちがあつまり彼女を支えてなりたちました。
わたしも一歳児をおんぶしての参加なのでどこまで手伝えるか、と思いつつ先週の火曜日から昨日まで
毎日じゃないけどサポーターとして参加させてもらいました。
はしばみの実
でも、参加して思ったのは、手伝うなんてことはほんと、片付け少しくらい
一緒に公園で遊ぶとか。
でもここにいさせてもらって、ほんとよかったって思った。
サポーターなんていえないなあ。
みんな近くから遠くからこの集まりを大事に思って来てるひとたちが
若い人もおばさんも男の人も女の人も、みんないいかおして。
野菜なんて大きいカボチャとか、お米もたーくさん、お味噌は手造りだし、しょうゆは地しょうゆ。
最初はあまり動かなかった色の白い子どもたちも後半は裸足で外をかけまわってた。
わたしたちと同じように日々送っていたひとたちが、ある日を境に生活をいっぺんさせられる。
目に見えない放射能が自分だけじゃなく子どものカラダに蓄積されてる、
その不安。
でも「大丈夫、心配しすぎ、気にし過ぎ。神経質」ともいう人も多く
その不安を家族にさえ話せないような状況もあるという。
あの子たちは昨日の夜おそくに自分たちのもとのうちに着いたはず。
どうしてるのかな。
わたしたちの生活はずっとつづいてく。