ようやく日中上着を一枚脱ぎたくなる陽気が、ここにもやってきた。
今年は花の咲くのがすべて遅い。
息子の小学校入学には桜が咲くかしら。
さてここのところ、うちに来るひとたちがよくワーッとかきゃあ〜とか
叫ぶことがあって、それは何かというとカモシカ。
生協の配達のお兄さんや遊びに来た友人など、みんな目撃して仰天する。
うちでは茶飯ごとなので、誰も叫ばない。
彼が来るのは朝だったり昼だったり、現れる時間もまちまち。
しかしどうも同一人物らしい。
うちの畑のすぐ横をゆーったりとした動きで、雑草の新芽を食べている。
食べているのは雑草だけだろうか?
緑の網の内側はうちの畑である。
カモシカにとってそんなもの、飛び越えるのはわけないことでしょう。
よく見ると。
葉の一部が草食動物によって食べられたあとがある。
これをカモシカのせいだけにはできない。
緑のネットも何者かによって40センチくらいの穴が開けられていて
これはどうも歯のするどい小動物にやられたみたい。
そうするとウサギ?
春はケモノとともにやって来る。
食べられ荒らされ、策を講じるそんな季節が始まった。