ここ数年12月に雪が降らない。
温暖化が懸念されているけれど
たしかに夏の気温は年々上昇し、冬の雪は減っている。
雪が降らなければ、「ゆっくり溶けて山に浸透してゆく水がない」ということ。
温暖化の前に、そのことだけでも、この先わたしたちの生活に
色々な影響があることは想像できる。
山に浸透する水がない、ということは
蒸発する水、川に流れてゆく水が少なくなる、ということ。
夏に山から涼しい風が吹くのは、山に浸透している水が
熱い風を気化してくれるから。
山の中に水が蓄えられていないと
田畑に水がほしいとき、山が水を吸ってしまう。
川に水が流れない。
乾いた熱い風が吹く。
わたしの住む地域ではここ3、4年そういった状況が続いています。
なにが自分たちにできるのか、聞いたことをやってはみるけれど
あまりにその速度が速すぎて、とまどうばかりです。
もっと、もっと、早くからやればよかった。
でもそれでも、やるしか他に思いつかないし、
この子たちが、また小さい子どもたちを
育てていく、そのときのために。
9歳作、お鏡餅(紙粘土)みかんは本物。
わたしは小さいのが好き。3、4センチしかない。
もちろんウラジロもなし。
2019秋に収穫したイセヒカリの藁を使って注連縄をともだちや子どもたちと
作った。これも9歳息子作。ゆるい注連縄だけど愛着がわく。
しかし松や南天は?父ちゃん、もうちょっといいのにしてください、やり直し。
こんな年末に編み物、始めてしまった。
少しの時間、10分でもついあみあみしてしまう。
こんな時間が持てるということが、すごい贅沢。