チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

豆は収穫してから大変であった

2020年12月18日 | 農作業農作物

 

 久しぶりの雪。

昨年は雪は降らなかったからすごく久しぶり。

温暖化といわれている中、こうやって寒さがちゃんとくるとほっとする。

 

 

大豆、黒豆、小豆を11月のうちに収穫して乾燥させておいた。

この脱穀機でサヤから豆を取りだす。

大豆先生がうちから持ってきてくれた。年季が入っているのは見てのとおり。

ガコンガコンとミシンのようにペダルを漕いで、上部の大きいボビンみたいなものを回転させる。

ボビンにはサヤが引っかかって豆が落ちるような、針金がついている。

しかしこれだけでそううまくサヤから豆が出るというわけではなく。

 

脱穀し終えたサヤの中に、かなり豆が残る。

 

少しずつ手でサヤを割って、脱穀しきれなかった豆を取りだす作業。

これが延々とつづく。

4時間みっちりやっても全体の1/3か1/4。

猫の手が借りられたらね、と横でぐうぐ寝ている猫をじっと見る。

でも雪の日には家の中でこんな作業がいいもんだ、とも思うし。

 

豆を取りだしたあとのサヤは、田んぼや畑に撒くといい肥になると教わった。

枝は焚き付け。

油を含むからよく燃える。