この冬は漬け物にはまっている。
奥から・山ごぼう入り松前漬け 右・たくわん
左・野沢菜のキムチと白菜古漬け 手前・白菜浅漬け
このほかに先週いただいたのは近所のおばあさんが漬けたという
カブとゆずの甘酢漬けと、するめの麹漬け。
このあたりの食の特色が最近少しずつわかってきた。
麹をじょうずに使うものが多いのだ。
どぶろくも昔はどこの家でもこっそり作っていて
査察が来ると瓶をかついでおばあさんが山へ逃げたという。
(その図を想像してしまいました)
そして酒、味噌はもちろん、漬け物にも麹は活かされる。
するめは麹に漬けられるとふっくら元のイカに戻り
辛くない甘い塩辛のようでおどろく。
昔から正月は貴重な食材をふんだんに使い、こうした漬け物をこしらえて贅沢したんだろうな。
山ごぼうもこの季節よくみかける。
味噌漬けは長持ちするからお土産品になってるけど
家庭でよくつくるのが松前漬けに山ごぼうを入れるやつ。
ささがきにした山ごぼうとにんじん、細く切ったこんぶとするめを
みんな合わせて醤油、酒、みりんに漬ける。数日で食べられるけど、味が落ちるのも早いみたい。
ここ数年飲むものが焼酎になってるから、こういうつまみになる漬け物があるとなかなか止まらない。
もらった漬け物だけでは足りないから、結局自分で漬けたくなる。
いまのところは松前漬けと白菜漬けだけしかできない。
今年の年末はめざせたくわん、そして麹を使ってみること!
このお漬物たちは色がきれいですね~。
美味しそうです。
たくわんも作れたら凄いですよね。
すごく本格的な感じがしますね。
むかしは集落で麹を交代で管理する麹倉があったみたい。そういう習慣がなくなってしまって、今は麹屋さんがあります(加子母にはまだそういう集落が少し残ってる)。みんな麹にはこだわるから麹屋さんも人気があるところは年末混むんだって。そこの麹倉の建物は麹に乗っ取られてるカンジだよ。ピーマンの麹味噌漬けってのも夏には流行してその時期麹が高騰したこともあるの。
たくあんはおばあさんがしっかり着色してますね~
蓮華さんのブログもちょっとのぞかせてもらいました。だいぶ南のほうの方なのかな。食べ物が違ってオモシロイです。その地域の食べ物ってのはその土地の生活史がわかって興味深いです。ウチの近く岐阜から長野近辺は蜂(地蜂)をよく食べるんですよ。わたしはまだ食べれません~。
そういえば、母はたくあんつけてたな。べったらも。冬になると軒に大根干してさ。あのぱりぽりした食感は、市販品にはありませんな~。でもうちあたりでは大根干したら排ガスで黒くなっちゃう。。。ちまさん、是非挑戦してみて! そして私に食べさせて!
山ゴボウが入った松前漬け
想像しただけで美味しそうだねぇ
麹の話も興味深いね
味噌とか手づくりするの大変なのかな
わたしも作りたいんだけど、すごい量ができるからね。
迷うところよ。