先日、父ちゃんが子どもふたりつれて静岡の実家に帰った。
ひさしぶりにポカーンともらった自分だけの時間。
まず朝起きて、思いついてすぐベーグルを焼く。
ふだん朝はものすごいいっぱいやることがあるから、こんなことは絶対しない。
のんびりと12個の成形を終える。いつもよりきれいに焼き上がる。
しかし焼きたてを食べるでもなく、前日の夕食の残りを食べ、すぐ掃除、洗濯。
いつもとちがって掃除、洗濯を味わってやる。
昼には中津川の平和美術展に行き、図書館に寄って、時間を気にせず本をゆっくりえらぶ。
帰ってすぐ布をひっぱりだし、テキトーに裁断。時間がいっぱいあるのに急いで裁断。
テーブルががたごと揺れるくらい必死に縫う縫う。
汗がぽたぽたたれる中アイロンも走る走る。
いただいてあったロックミシンが晴れ舞台とばかりに大活躍。
今回はきいろいニット生地をもらってあったので、練習かねて思いっきり使い
大中小のデカパンが完成。
結果父ちゃんのステテコ2枚、中2むすこのステテコ2枚、5歳ステテコ2枚、わたしのスカート1枚。
さらに夜、作業はつづく。
老眼入って見えにくいのに、やりたい一心でビーズ&フェルトにチャレンジ。
安いワインごぶごぶ飲みながらの作業。ニードル針でよく指を刺す。ううう。
はふー。
次の日は子どもたちが帰ってくる。
夢の一日はこれでおわり。
私は一人だと本当にだらけてしまいます。
私にとって家族とは、責任感を確認させてくれる
ありがたい存在です。
夏休みで孫たちが来たので、前から、カーテンを洗う、
お布団を干す、などをして、2泊3日の7人分の食事を
作る、ビニールプールで遊ぶ孫の監視、終わってやれやれ
と思ったら、台風が来るので枝を下す、排水溝の掃除、など、
今年の夏は仕事に徹しています。
一人になったら、好きな本を片手に水割りでソファに
伸びているのが至福の時なのです。ちまさんに比べて
なんと怠惰なことでしょう。これが一生分では
彼我の差はまさに月とすっぽんです。
創造とは程遠く、消費する意欲もなく、こういうのを
なんというのかしら。敬服します。
わたしもほんとはグラス片手に読書がしたいんです!
でもここ数ヶ月できてないことが山盛りになってて(特に布が縫われるのを待っている、うう)
それをやりすごしてまた冬を迎えるのはイカン〜と思って、時間の許す限り動きました。
tenfigersさんのところはお孫さんがおられるのですね。
さぞにぎやかなことだったでしょう。
夏はにぎやかなイメージですが、まさしくそんな夏だったご様子。
うちもじいちゃんばあちゃんちがきっとたいへんだっただろうなあ。いろいろ連れて行ってもらったみたいです。ありがたい!
もう少しして風と虫の声が変わってきたら、わたしも
読めなかった本をゆっくり読みたいなあと思っています。
夏は動いて汗かいてビール飲んでがーっと寝てしまい
数行読むと寝落ちしてしまいます。なさけなや〜