すべてが染めたものじゃないです。
あと化学染料で染めたものも混じってます。
もともとファンシーな水色やピンク、グリーンだったので
その上から草木染めしてみたら、くすんだ青、くすんだピンク、くすんだ茶色・・・
などになりました。
こういうのがまだまだ増える予定。。。
もう何十年もまえの、古い毛糸をもらってきてのその後。
ふと思いついて草木染めしてみようと思いたち、
まずは媒染液を作るところから始めました。
左は銅線を紙やすりでこすっておいて塩水をかけ、緑青が出たところで酢水につけたもの。
右は家の外に転がってた錆びた鉄の缶を酢水につけたもの。
あとは薪ストーブから灰をとり浸水させて、上澄み液をとる。
これで三種類の媒染液が完成。
料理の間にクツクツとフラスコを火にかける、あやしいマッドサイエンティスト。
こうやって少しずつ色見本を作っていきます。
今はあまり植物がいっぱいな季節じゃないから
とりいそぎ貰い物の緑茶、あとハイビスカスティー、コーヒー。
早く植物を採取して染めたい染めたい。草木よ、育て〜。
染めたあとは風干しして巻き取る(干したところが圧巻だったのですが写真失念)。
毛糸がこんがらがってるかせもあって、一巻きで30分かかることもあり。
すんなり巻きとれるものは梁からひもをぶら下げて
このようなアヤシゲな道具をダンボールで作ってくるくる回るようにし
すりこぎに巻き取っていく。
うまくいくと一巻き10分。でもこんなのが延々つづく。
(そして猫がこのぐるぐるをなぜか怖れる)
どんどんできてくる、この細い毛糸たちを使って
「スキーヤー猪谷さんの靴下」これが最終目標です。
ただいま二足同時編みで(といってもマジックループじゃない)
かかとの手前までのそのそと編み進んでおります。
100円ショップの輪針4本を駆使して。
(一度この輪針の竹の部分を力あまって折ってしまった。
けど折ったところをカットし、コード部分もカット。
コードを火にかけて柔らかくしてまた竹を差し込み、紙やすりでこすって仕上げ。
100円ショップの商品もここまで使えば本望!やっ!)
しかし完成までの道のりは遠い。
お元気ですか。
フラスコを操る姿に、昔の「リケジョ」の姿を思い出してコメントしました。
人って、そうそうは変わらないのかも、と。笑。
がんばってくださいねー!
ブログ見てくれてありがとう。
学生の頃の白衣、懐かしいね。
殿はどうしてござるであろう?
この三角フラスコ、染色実験のために手に入れたわけではなく
これで焼酎のお湯わりを飲むため、なのです。
そちらもボチボチやってます。
いつか本当のじい、ばあになって
昔を懐かしく語りながら飲みたいな。
私も死ぬまで編んでも編みきれないぐらいの
毛糸が押し入れにあるのでこんなにすてきに
なるなら、染めたいぐらいです。
しかし植物で染める材料になるぐらいあるのは
我が家の庭では刈った芝生ぐらいです。
なんかつまりませんよね。コーヒーとか紅茶染めというのは
わが子が幼稚園の頃にママ友の間で流行ったような
覚えがあります。その時にお仲間に入っていれば
良かったのに。
だったんで、上から染めるとくすんだ青や薄紫などになり
計ったわけではないんですが、なんとなくよくなりました。
すべての毛糸を原色で編むよりも、色の組み合わせが
断然たのしいです。
クレヨンで絵を描くよりも、混ぜられる水彩絵の具の方が
おもしろい、そんな感じでしょうか。
tenfingersさんももし植物がまわりになければ
私のようにお葬儀でもらった煎茶を使うとかどうでしょう?
売っていない色合いの毛糸、それもきっと二度と出せない色になりますね。どきどきします。
うちですと裏山に山栗があって、いつもサンダルで歩くと
イガが足に刺さって痛いんですが、これを染料にしたいなと思っています。
コーヒーや紅茶染め、教わることなくてもお鍋を火にかけるだけですので
ぜひやって見ていただきたいです。
媒染液を用意する(ミョウバンを溶かすのが一番早い=アルミ媒染)
毛糸を軽く中性洗剤で洗う。
洗って湿っている状態の毛糸を媒染えきにつけて
30分くらい沸騰させずに煮る。
一旦取り出す。
別鍋でコーヒー(紅茶)を30分くらい沸騰させずに煮出す。
ここに先ほどの毛糸をしたして沸騰させずに煮る。
軽く微温でゆすぎ絞って干す。
時間はすごく適当ですが、いろいろ見て調べても
みなさん時間がまちまちなので、そこは好みでいいのかしら。
それも実験ぽくて楽しいです。
ぜひぜひやってみたいです。
ミョウバンはいつもお向かいのおばあさんが
朝の散歩の時にバラの花を買っておすそ分けして
下さるのですが、ミョウバンにつけてから活けなさい
と下さるので貯まっているのです。
私はミョウバンにつけるより水をしょっちゅう変える方が長持ちするような気がしているので。しかし、毎朝のようにミョウバンをプレゼントしてくださる隣人って
少しユニークですよね。
植物で染めるのはその花とは違う色に染まると
聞いて以来、やってみたくて仕方ないのですが、
考えてみると「この毛糸は桜で染めましたのよ、オホホ」
などといって、エレガントとは程遠い私の足が履いている靴下が登場してもムムッツとなるでしょうね。
私は徹底的に文系人間なので、毛糸を染めるのは
ちょっと難問かも。
長い道のりでした。
途中「?目数が合わない」ということもありましたが
ごまかしごまかし進めてしまいました。
しかし、完成した靴下は残り物のアクリル毛糸をメインに
編んだので、なんだかちょっとお気に入り、というほどの
編み上がりにならなくて
編んですぐに染めてみました。
でもアクリルなのでほとんど色が変わらず。
私が染めるのは理系だからではなく
「こういうのがほしい!」という思いが強すぎるから、
という理由から来ているとこの時思いました。