ヤラレター。
家のまわりをゴウンゴウンと頼まれてもいないブルドーザーが掘り返してゆく。
それにしてもすごい・・・言葉も出ない。
足跡から見ると結構大きいイノシシだと思われる。そりゃそうだな、こんだけ掘るんだから。
どうやらこの斜面を下りながら掘り返していったらしい。
少しずつ増やしていたニラも、植え替えしたミョウガも、どっかへいってしまった。
掘り返して根っこを探し、見つかったぶんだけまた植えてみる。
何にも食べるものがないところをこれだけ掘り返すっていうのは、よっぽどの空腹だったんだろうか。
それだけニンゲンが居場所をとってしまったんだろうか。
もうすぐ冬がくるね。
手植え4畝と直播き3畝の田2枚ようやく半分くらい稲木かけくらい済んだかなと言う。
ブルドーザーひどいですね。どうも、少し湿り気があるところをあさりますよねー。畑は山芋の一か所をかなりあらしております。
あとは、カモシカが今年は畦丹波黒は食べずに、稲を倒して食べていっています。
残り物頂く心になれるように田畑には修行させてもらっています。
今年は紅葉の赤がきれいですね。
稲刈りもそんな景色を見ながらだといいかも。
イノシシのこの荒技は「食べ物を何か探す」というよりも
「食べ物がなくて柵ばかり張り巡らされてムカ〜!」という
怒りのようなものを感じます。
もともとヒトが勝手なことをしすぎて
彼らの生活を変えてしまったんですからね。
しかしそれにしてもスゴイです。
生活費稼ぎはほぼトイレくらいしか動かないので、昼休みに10分ほど歩いてみていますが、鮮やかな紅葉がきれいですね。
疲れた時にふと見上げたら鮮やかな紅葉。
夕焼けの時はそんなことがしょっちゅうあり冥利に尽きます。
見ながらできたら最高にいいですねー。
私のところは、猪は最低限しかしていかないので、彼らも感情があるのでしょう。かもしかも、急に寒くなった11月にはなぎ倒して食べていくのもとまりました。
玉ねぎの定植をしていますが、大概荒らされていきます。今年はどうなるか?
この時期カモシカは畑に食べ物があるから、お米は食べていかないのでしょうね。
にしても、動物も囲いでとれなくしちゃうと感情が出るのでしょうね。
どこもかしこも網で囲ってしまって
動物たちは動くのにとても不自由になってしまいました。
カモシカはその網の中に入り込んじゃって
慌てて網を越えようとしてもうまく超えられず
顔などをぶつけて血だらけになってしまってたし。
それに山も太陽光パネルに侵食されつつあり
カモシカがその間を歩いているのもみました。
すずめも、雉も、カモシカも。
昔は、山に食べ物もあったのでしょうね。
一次産業の大切さを感じます。
柿の木も栗の木も、山の上の方にわざわざ植えて
彼らのためにとっておいたと言いますもんね。
この寒空の下、食べ物はやっぱりたりないんだろうなあ。。。