今年もこの時期がやって来ました。
稲刈り。
ここ数年、部活だと言って手伝わなかった17歳息子も
「一時間でもやれ」と夕方からハザがけに参戦。
昨年2018年を思い起こすと、田んぼの中がグジュグジュで
このバインダーという機械が沈み込んでしまい、すごい苦労していた。
さらに雑草だらけでこれが機械に巻き込み、しょっちゅう中断。
今年はそんなことはない、ないわけではないが少ない。
稲も「細い稲穂にちょびっとコメがしがみついてる」ような寂しい状態ではなく
ちゃんと稲が並んでぶら下がっている。がっしり、ではないけど。
家族総出でハザ掛けしていると、ご近所の方が「文明の利器を使わないかん」と
ネコグルマ(手押し一輪車)を二台も貸してくれた。
田んぼのそこここに落ちてある稲の束をこれに乗せて9歳息子が運ぶ。
ほんとよく働いていた。
イセヒカリの一枚を残し、三枚の田んぼの稲刈り、ハザ掛けが一日で完了。
天候も曇りで体に負担がなく、こんなスムーズに済んだ稲刈りは初めて、と父ちゃん談。
これ借りたネコグルマ。
皿の部分に穴があいてるのを、トタンと針金で補修してある。
こういうところが好きだなあ。
道具は活かされて、まだまだ生きる。
引っ越してから10年以上履いてる野良ズボン。糸だけではもう限界で。長くつのところが色あせが少ないズボン。いつまでもつやら。って職場に野良着はいていってます。このズボンいつまでもつのか。(笑)
愛着もひとしお。
うちも二十代から着ているものが何着かありますが
ここまでくると家族です。
捨てられないですね〜