季節はよくできてるなーと感心してしまう。
この時期の乾燥は夏や秋に採れたものを干して冬のための保存食を作るのにぴったり。
例年よりもやや暖かくて気にはなるけれど、うちの狭いテラスに
広げられるだけ広げ、吊るせるものは吊るす。
1ヶ月前には今年最後のヨモギを草刈りついでに摘んできて
どんどん干した。
栗も干す。いったん水につけて虫を払っておき、そのあとじっくり陽に当てる。
甘さ味が断然違う。
今月に入ってからは干すものはさつまいも。
うちのさつまいもはすでにイノシシに掘られて何もないので頂きものだけれど
それぞれの作り手によってお芋の味が違うのも楽しい。
わたしはメンドクサガリなので、夜も取り込まずにずっとテラスに出しっぱなし。
たぬきが取りに来そう。
たくさんもらったんで、切って蒸して干し芋。
干す途中で味見で減っていく。ようかんみたいな時が一番おいしいと思うけど
さらに干して保存しやすく。
この地域ではとっくに霜も降り、初氷もあったので
あわてて小豆を収穫してきた。
まだサヤが青いけどしょうがない。小豆は霜にあたるとドローンと溶けてしまうって
聞いた。
実際見てみると霜にあたったらしいサヤは真っ黒になっていて、中の小豆は白い。
あたっていないサヤは緑のままで、このまま乾燥させれば赤くなってくるみたい。
いっぱいに広げてお日様に当てると小豆の中の虫もモゾモゾ出てくる。
友人にもらって飢えたエゴマがなんとか育って
種が採れた。食べることもしたいけど、来年のためにとっておこう。
少し触るとエゴマの香りがふいーんとただよう。
紅葉も下り坂に入り、木々の葉がざくざくと落ちて
山の見通しが良くなり、冬に向かう。
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