チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

給食エプロンの生地が好き

2017年11月14日 | ちくちく縫い縫い

 

 冬が〜来るまえに〜♪

そう、冬が来るまえに土の仕事を進めたいと思って

ミシン、毛糸は触らないようガマンしていた。

でももうダメだ。

 

実家から古いシミだらけの白い綿をもらってあって、それを取り出す。

それはまさに「給食のエプロン」の生地。

この生地はシンプルで丈夫で飾り気がなくて、買うにしても安い。わたしは大好き。

カーテンにもこれを使っているくらい。

汚れを酸素系漂白剤と熱湯を使って落とし、パリッとさせて作業開始。

 

さて今回は割烹着にしたい。

 しかし意外とこの手の型紙はないのだ。

しょうがないから持ってるチュニックから大まかに型をとってみた。

するとチュニックは袖が細い。とくに脇の下のあたりがタイト。

これでは割烹着にならない。

改めて割烹着らしく袖をたっぷりとって作り直し。

 

     

まさしく割烹着。そして給食おばちゃんぽい。

 自撮りは小さく・・・。

 

   

後ろは紐結びにしたかったんだけど、身頃を大きく取りすぎたんで

ボタンにすることに。

しかし意外とこれに合うボタンがない。たぶん真っ白の飾りけのないプラスティックのボタンが合うんだろうな。

それまでは安全ピンで。しかし安全ピンもなんとなく合うような気がする。

 

 

おまけに腹巻。

むかしのI.S(このころはI.Sといえば服のブランドだった。。。)のタイトな半袖ニット。

I.Sらしく生地がものすごくいい。

いい生地は虫に喰われる。

しかし虫食い穴が大きくあいてしまっても、色もいいし肌さわりもいい。

それで捨てられずにとっておいた。

(このような服やカバンが数十年前からいろいろ再出演を待って控えているのだった)

今回それを思い切って半分にして腹巻きにしました。

生地のよさを肌で感じる。

満足満足。

実はさらにツィードを使ってネックウォーマーも作ったんだけど。えへへ。

あー少しだけどミシン欲満足。

さて、これで真冬が来るまでミシンはガマン。

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
tenfingersさん (ちま)
2017-11-20 07:58:10
暖かい土地で暮らすの、憧れます(今日は特にお日様が出ていなくて寂しい)。

Yシャツ、一度わたしも襟をとってみようと
リッパーを使って分解したことがあります。
「こんなに細かく作られているんだ!」と驚きました。
さらにそれを直すということが、結局できなくて
それは布地にしてしまったんですが
tenfingersさんのお友達のお母様はそれをやって来られたのですね。
すごい!本当に尊敬します!!

tenfingersさんのお姉さんの工夫もいっぱい宝箱のようにお持ちなのでしょう。
いまどきは数百円でエプロンも売っているので
自分の手を動かして作る楽しみを知らないまま
買ってしまう人も多くてもったいないなーと思います。
お姉さんはきっと買うよりも楽しんでいるに違いない!


返信する
Unknown (tenfingers)
2017-11-18 15:56:57
こちらも追伸
我が家は明治時代以来避寒地として文豪などが
滞在したところです。その土地の中でも
三方を山に囲まれ、南は暖かい海に面した
旧市内は関東地方のなかでももっとも
暖かいと思います。

私の友人は元バレリーナ、ご主人はそれにふさわしい
ハンサムなデパートの紳士服売り場の方です。
そのご主人が昔は彼のお母様が擦り切れた
Yシャツの襟を外して古いYシャツから作った襟に取り換えて長く着られたので、そういうふうに直して欲しいというので困っている、というのです。襟の土台のような
いわゆるナメクジと呼ばれる部分から取り外すそうです。
そういう方が新しい物があふれるデパートで
お仕事をしているのって不思議な感じです。
皆意外な隠れ技で生きているのですね。

さて、私の姉の古いYシャツ愛は衰えず、
袖を切り取って上を切り取り、袖口のカフスも
切り取ってゴム通しを縫うと
簡単に袖カバーが作れるというのもありました。
ゴム通しの分量が足りなかったら別のプリント布
で作るとのこと。エプロンや割烹着の身頃の
余裕が欲しかったら、別のYシャツから縦布を
取って、両脇を切り開いてそこにはめ込んで
幅を広げるなどというのもありました。まだ
まだあるのですが、呆れられるので、やめます。
返信する
tenfingersさん (ちま)
2017-11-17 21:09:22
tenfingersさんのお姉さんは、ものがなくて困って
ワイシャツをエプロンなどに加工するのではなく
まだまだ使えるワイシャツを大事にとっておいて
それを自分の手で活かして使うことが楽しくて
きっとニコニコしながらミシンを使ったり
手縫いをしていらしたのではないでしょうか。
それを勝手に想像して、私もニコニコしております。

ワイシャツは実家の父のものを母がとっておいて
それをもらって来たことがあります。

私のつれあいは作業着は着れどワイシャツ、ネクタイは
冠婚葬祭以外は縁のない人なので
私もワイシャツはあまり触ったことがなかったのですが
その実家からの貰い物に触れたとき、あまりの
生地の良さに驚きました。
織機が働く様子まであたまに浮かんで来たくらい!

お姉さんがワイシャツをまだ活かして次の人生を
送ってもらおうと思ったのもわかる気がします。

私が手に入れたそのワイシャツは切り取って長方形の
ハギレ何枚かにしました。
それで今のところ作ったのは、布紐。
とても密にしっかり織りあがっている生地なので
布紐を縫って作ったら、すごくしっかりして
ゴムのパンツやスカートのウエスト部分に入れて大活躍!
つぎ当ての材にもしますが、ちょっと勿体無いかな。


追記 tenfingersさんのお住いのあたりはやはり暖かなのですね〜
こちらは近くの山に初雪を見まして
もう雑草は伸びるのをやめました。
あとは茶色く乾燥してゆくばかりです。冬ですね。

返信する
Unknown (tenfingers)
2017-11-15 21:52:07
さすが、チマさん、燻製や、割烹着など、
ご精が出るのに、羨ましく思っております。
私は冬が来る前に、草むしりを一本でも・・・
と思っているのが情けない!
一日10本なら、一か月で約300本、
それって何平方センチかしら?と
残りの大草原を眺めながら茫然としています。

閑話休題、私の姉はYシャツのお古の活用法
を数十年前に私に指導してくれました。
見頃はポケットを活用して、裾を上手に
切り取ってエプロン本体とする。
袖は縦布を生かして、接いでエプロンの
ベルト、後ろで結ぶ紐とする。
カフスはボタン穴があるのを何よりと思って
荷札とする。(宅急便の現在、あるいは当時でも
荷札という物は利用したことがありませんが。)
襟は細長く切って、植木鉢の立て札にする、
など、およそナンセンスでした。足りない部分は
洒落たチェックや花柄のプリントの布を
足せればなお良い、そのためには日ごろから
そういう布の残りを大切にしておくことだ、と
言っていました。
しかし、私よりわずか数歳しか違わない姉が
真剣にこんなことを考えていたとは、
数年の違いでものを大事にする精神に大きな
差があるのを実感します。ちなみに姉は
経済的には何も困らない大奥様ですが。
これを思い出したのも、Yシャツは大した工夫を
しなくても割烹着になると姉が言っていた
からです。確かに前後ろにして襟ぐりを
上手にカットすれば、簡単に割烹着になりそうですね。
もし捨てるようなYシャツがあれば、再生して
バザーに出せそうな気までしてきました。
これもチマさんのおかげです。









返信する

コメントを投稿