「吉備・綾南まちかど博物館」に、今年は参加してみよう
もう10月も半ば、今日はまさに秋色の空。空は雲一つなく、風も穏やか、湿度も低く、まさに気持ちの良い秋の一日だった。ただ岡山市の明け方の最低気温は13度、最高は24度までに上がり、この気温差はさすがに厳しいものがある。
そんな今日、館の区域内を歩いていると、まだ大きなヒマワリが咲いている一方で、もう軒下にはつるし柿が吊されていた。季節は確実に夏から秋へと変わり、山々は黄色いジュウタンを敷きつつある。
そんな今日、吉備公民館の「たべろう会」が主体となって、地域を巻き込んで開催している「第四回 吉備・綾南まちかど博物館」のチラシが館に届いた。吉備公民館長さんから、この「まちかど博物館」開催のご苦労の一端をお聞きをしているだけに、このチラシに含まれた内容の重みをしみじみと感じた。
私が公民館で働かせていただいて以来、「地域ぐるみで、地域を愛し、地域を良くするきっかけとなる」ような、何かができないかと模索してきた。その際のモデルは、この「まちかど博物館」である。
就任以来二年半、求め続けたが、あまりに高い嶺であり、手すら届かなかった。私が来年三月に退任する際に、悔いを残すことの一つである。
そんな思いを持ちつつも、今年の「第四回 吉備・綾南まちかど博物館」に参加させてもらおうと思っている。