地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

芥川賞

2009年08月10日 | 読書
 


毎年3月と9月に発売の雑誌「文藝春秋」は、芥川賞受賞作全文を掲載

 今日は、8月10日。雑誌「文藝春秋」9月号の発売日だ。恒例というか、今朝の朝日新聞には、同雑誌の全面広告を含めて見開き広告が掲載されている。
 今年の第141回芥川賞受賞作は、磯憲一郎著「終の住処」だ。「文壇のモーニング娘づくり」と話題となった第130回の綿矢りさと金原ひとみのダブル受賞以来、受賞作家の写真入りの全面広告が出されるようになっている。
 さて、受賞作の全文を掲載している雑誌「文藝春秋」には、「受賞作家の受賞のことば」とともに、「選考の経過」や「選評」が掲載されている。。この「選評」を読むと、受賞作の評価は当然だが、今日の時代と文学を考えるきっかけをもらえる。だから、この受賞作が掲載されている雑誌「文藝春秋」を購入するようにしている。
 ただ、現在は「芥川賞全集」が発売されており、その全集には「受賞作」とともに、雑誌に掲載されている「選評」等の全てに加えて、作者の自筆年譜が掲載されている。この「芥川賞全集」は、第一期で12巻発売され、その後は不定期で、数冊毎発売されており、現在19巻まで発行されている(一巻に五作品を収録)。第19巻には、第125回芥川賞の玄侑宗久著「中陰の花」までの受賞作が収録されている。
 この「芥川賞全集」は、今後も引き続き発売されるであろうから、雑誌を捨ててもいいのだが、これまた捨てられず大切に保存している。
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臆病者

2009年08月10日 | 身辺雑記
 


買わない勇気、処分する勇気、どちらの勇気もない私はホントに臆病者

 貧しい暮らしの日々であり、できる限り支出を抑えて暮らしている。食べたくてしかたのない甘いものやケーキ類も、極力我慢するようにはしている。ただ、限定とかその時限りなどと言われると我慢の糸が切れる場合があるのだが。
 そんな中で、問題は松たか子である。松たか子のHPには「Media info」のコーナーがあり、マスコミなどに出演する日程や雑誌類が書かれている。9月は舞台、そして10月には映画が公開されることもあり、このところメディアへの露出が激しい。
 朝刊各紙は130円だからいいのだが、負担が大きいのは雑誌類だ。たかだか2ページ(多くて4ページ)程度の記事なのだが、写真などが素敵だったり、記事が面白かったりすると、どうしても購入したくなる。こうしたことはキリがなく、そろそろ人生の整理期に突入しようとする身であり、「買わない、そして処分する」ことを心がけなければと思っている。ところが、この「買わない勇気」、そして「捨てる勇気」を未だもてないでいる。まさに私は「勇気のない臆病者」だ。
 一昨日も、松たか子が表紙となってるので『日経おとなのOFF』(定価680円)を購入してしまった(そして「表紙の人」で2ページが掲載されている)。もうこんな雑誌を置く場所すらないのに。ただ、表紙と記事2ページなので、そこだけを切り取りファイリングすればいいのだが、その勇気すらない。ホント、臆病を絵に描いている。困ったものだ。
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全面広告

2009年08月10日 | 読書
 


「100%の恋愛小説」村上春樹著『ノルウェイの森』は1000万部へ

 去る8月7日の朝日新聞朝刊の全面広告には驚いた。総選挙の公示を前にしての、自民党や民主党の全面広告ではない。それは、講談社の全面広告で、村上春樹著『ノルウェイの森』の〈上〉〈下〉本の写真が載り、「村上春樹『ノルウェイの森』は1000万部へ」のコピーがある。今売れに売れている村上春樹著『1Q84』の全面広告を出版元の新潮社が出すのならば、理解できるのだが。
 1987年9月に初版が発売され、もう20年余の時間が流れている『ノルウェイの森』の広告を、しかも全面広告とは。やはり『1Q84』を読むことで、村上春樹の他の著書を読もうという読者が増えているということなのだろう。
 私は『ノルウェイの森』は大好きな小説で、私にしては珍しく何回も読んだ本だ。その本の帯には、「今いちば激しい100パーセントの恋愛小説」とある。その『ノルウェイの森』の初版本を、各二冊所有している。何故二セットあるのか、その理由は不明なのだが。
 それにしても、『ノルウェイの森』は、もう1000万部に達するとは。まさに永遠のベストセラーだ。この全面広告を期に、またいっそう売れることは間違いない。当分の間、村上春樹現象は続くことだろう。
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