地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

松本清張展

2009年08月26日 | 読書
 


今年は松本清張生誕100周年記念の年、「松本清張展」に行きたい

 今年は松本清張、そして太宰治の生誕100年の記念の年だ。我が松たか子が主演する映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」を始めとして、太宰治関連の企画も目白押しだ。
 一方で松本清張も、同じように様々な記念行事が展開されている。その一つが「松本清張生誕100年記念巡回展」だ。現在姫路文学館で現在開会中で、その後は仙台文学館、高知県立文学館へと巡回していく。
 松本清張は、『点と線』『ゼロの焦点』『砂の器』などの社会派推理小説で有名だが、もう一つの大きな仕事は『日本の黒い霧』『昭和史発掘』などのシリーズで、まさに時代と正面から向き合った硬派の社会派としての本領を発揮している。今の時代に松本清張が生きていたら、どのように時代を喝破してくれるだろうかと思うと、その不在を嘆いてしまう。
 私は北九州市にある「松本清張記念館」に、行きたいと願いつつも未だ行けていない。そこで、姫路文学館の「松本清張展」に行きたいと思っているのだが。姫路での会期末は、9月13日だ。
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珈琲館

2009年08月26日 | 身辺雑記
 


何も日程の入っていない今日、「珈琲館」でお昼を兼ねてのんびりと過ごした

 どうにも、体中に「自堕落病」が蔓延しているようだ。朝夕めっきり涼しくなったとはいえ、何もない日は午前中に眠るか、昼寝をしたりして過ごす。起きている時には、無趣味の私であり部屋にこもって本を読んで過ごすなどしている。それでも、なんだかタイギーになって、気分転換にお茶しに出かけることがしばしばだ。
 今日は何の用事もなく、近くにある「珈琲館」でお昼を兼ねてのんびりと過ごした。こんな日もあっていいと、自分自身に言い聞かせている。
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映画館

2009年08月26日 | 映画・テレビ
 


8月22日に全国公開された映画「南極料理人」、岡山市では上映なし

 先日大学病院に診察に行った際に、時間待ちに見つけて買った本が、『面白南極料理人 名人誕生』(新潮文庫)だ。8月22日から全国公開されてる、堺雅人主演の映画「南極料理人」の原作本だと思って購入した。この本は、読んでとても面白い。
 ただ、この「南極料理人」はシリーズで、既に『面白南極料理人』、『面白南極料理人 笑う食卓』と出版されているようで、今回は書き下ろしで三作目だと思われる。著者の西村淳さんはたくさんの著書も出版されているが、元海上保安庁の職員(今年退職)だが、「南極料理人」などという職名はないとのことだ。
 さて映画「南極料理人」は、「8月22日から全国公開」と書いたが、岡山県内では現在は上映されていない。岡山市には、メルパグルーブ(ジョリー東宝含む)が5スクリーン、シネマクレールが2スクリーン、そして東宝岡南が10スクリーンあるが、それでも映画「南極料理人」は、上映されない。わずかに、倉敷の「ムービックス倉敷」で、ずいぶんと先の9月26日から上映の予定となっているのみである。
 ここに、日本映画の現実があると思う。日本で制作された全ての映画が公開されるわけではない。いわゆる「お蔵入り」も少なくない。加えて、公開される全ての映画を全ての都市で見られるわけではない。今シネマクレールでロング上映されている想田和弘監督作品の「精神」は、想田監督の地元山梨でも上映される予定はないと聞く。
 「映画」は、日本の大切な文化の一つであると考える。なのに、映画館のない市町村がほとんどである。映画館があっても、日本映画の場合には、東京・大阪などの大都市は別にすると、県都ですら上映率は、50%に達しないと言われ、地方では極めて低い現実がある。なんとかならないものだろうか。「映画は映画館で見る」、そのことで日本の文化である「映画」を、とりわけ日本映画を育てていきたいものである。
 せっかくの大好きな食べ物を題材とした映画「南極料理人」が、見られない現実に直面して、少しだけ考え込んだ次第だ。
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