天海祐希とイタリアの景色の美しさが見たくて、映画「アマルフィ」を観た
興業の世界には、「お盆興業」というのがあり、「お正月映画」という言葉もある。以前は、盆と正月には、映画館には立ち見ができているのが普通だった。しかし、テレビやDVDが普及した今では、映画館で「立ち見」というのは、まさに「登録文化財」になりそうである。もう既に、昭和30年代の「卓袱台」は、「登録文化財」の仲間入りをしている時代だ。ただ、お正月やお盆は、それでもやはり賑わうのではと思っていた。
そんなお盆の今日、映画を観に行った。上映時間の関係で、予約可能な「東宝岡南」ではなく、中山下の東宝へ行った。お盆であり超満員の立ち見を心配したが、やはりそれは過去の話であった。
見たのは、天海祐希の「アマルフィ」(織田裕二が主演の映画だ)。イタリアオールロケのうたい文句もあり、予告編を見る限り美しい風景が展開するので、それも見たいと思った。
それにしても、最近の天海祐希はとてもカッコイイ。私は宝塚時代から天海祐希は見てきた。宝塚当時も、とても美しく格好良かった。そして宝塚退団後、最初に出演した映画は「クリスマス黙示録」で、1996年のことだ。私は、この映画のポスターを、結構無理してゲットしている。
ともあれ、以前訪れたローマの景色が目の前に展開され、とても美しい風景に圧倒された。ただ、天海祐希には、母親役よりも、テレビの影響からか刑事役が相応しいとも思った。
映画が終わって、「カニドン」で「かき氷」を食べようと思ってお店に行ったが、たくさん人が待っており断念した。食べたいと思っていたのに、少しだけ悔しい思いで、お店を後にした。