ルネスホール「公文庫カフェ」は穴場、ゆったりとできる場所だ
「大正十一年、日本銀行岡山支店として、当時、銀行建築の第一人者だった長野宇平治の設計による優れた歴史的建造物が、平成十七年に新たな文化、芸術の創造拠点として生まれ変わりました。」(「ルネスホールHPより)。
そう「ルネスホール」は、旧日本銀行の建物の保存と活用の二つの命題を達成しつつ、「新しい大人文化を創造する」拠点として大いに活用されている。その運営は、岡山県から「NPO法人 バンク・オブ・アーツ(BOA)」が指定管理者として、その運営を引き受けている(私も、「BOA」の理事に就任させていただいている)。
「ルネスホール」はオープン以来、多くの方々に活用され、順調な成績を残している。そうは言いながらも、まだ足を運んだことのない方も少なくなし、その存在すら知らない方もいらっしゃるのではないかとも思う。「見学可能な日」も設定されており、是非とも一度「ルネスホール」へ来て見て欲しい、と心から願う。
さてその「ルネスホール」に穴場というか、素敵な場所がある。それは、「公文庫カフェ」だ。入り口にどっしりとしたドアがあり、旧日銀の「公文書庫」だったことを教えてくれる。カフェ内は、様々なアーティストがその作品を展示しており、とても心地よい空間となっている。
少し疲れた心と体を癒すために、まったりとした時間を過ごすのにも、最適な場所だ。是非とも、「公文庫カフェ」で、あなたのひとときを過ごしては如何。私も昨日、暑さを避けて、このカフェでひとときを過ごした。