小菅政夫旭山動物園名誉園長のご講演は素晴らしいの一語、心から感動した
今日は、「岡山県生活協同組合連合会」の創立50周年記念の講演会が、ママカリフォーラムで開催され、参加させてもらった。その記念講演の講師は、旭山動物園の小菅政夫名誉園長だ。演題は、「命のメッセージ ~生きる意味ってなんだろう?~」だ。
私は旭山動物園には、夏二回、冬一回行っている。ここ5年くらいで3回も行っている大好きな富良野、その際には旭山動物園にはセットで行っている。そして、現園長の坂東元さんの講演は聞いたことはあるが、小菅名誉園長のお話はまだ聞いたことがなかった。
その小菅名誉園長の講演があることをポスターで知り、すぐさまお電話した。すると、申し込み第一号だった。その後間近に迫ると、定員を超えて締め切られたと聞いた。現在の旭山動物園の育ての親とも言うべき小菅名誉園長のお話は、みんなが聞きたいと思うのは当然だ。混雑が予想され、サイン本についても、事前に申し込みが受け付けられ、ナント120冊を超える申し込みがあったとのことだ(私も当然だが、事前申し込みをした)。公演終了後のサイン会にも、長蛇の列が列が出来ていた。
小菅名誉園長のご著書の『生きる意味って何だろう? -旭山動物園長が語る命のメッセージ』(角川文庫)には、「旭山動物園にいる動物たちは『命の絆』を知っています。一生懸命に生きる動物たちは『命』と『死』の意味、生きる知恵を私たちに教えてくれます」と書かれているが、この内容をパワーポイント・映像を使って、とてもわかりやすくお話しいただいた。「動物たちは子どもを産み、育てるために生きている。生きている限り一生懸命に。だから清らか、だからぶれない。」と語られ、「命の重さ」を説かれた。とても素晴らしい講演で、心から感動した。こうした素敵な講師を選ばれた主催者のみなさんに心から感謝した。ミーハーの私であり、今回も厚かましくも記念写真をお願いした。これまた感謝。
明日は二十四節季の一つ啓蟄。まさに今日は春本番を思わせる暖かさだった。講演を聞いて帰る私の心も、とても温かかった。ソメイヨシノではないが桜も満開だった。