地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

マザー・テレサ

2010年03月19日 | 映画・テレビ
 


マザー・テレサ映画祭で、「マザー・テレサと生きる」を観て感動した

 「大切なのは私たちが何をするのかではなく、どれだけの愛をその行いにこめるかです。小さなことも大きな愛をもって(マザー・テレサ)」

 今日は千葉茂樹監督作品の〈マザーテレサ生誕100周年〉特別記念作品「マザー・テレサと生きる」を観に行った。私自身、マザー・テレサに深い畏敬の念を持ってはいるが、強く心酔してるわけではない。ただ、今回の映画を観に行ったのは、まさに偶然からだ。ある時のカーラジオに、千葉茂樹監督が登場して映画「マザー・テレサと生きる」を語る中で、その舞台として登場するのが山谷のホスピス「きぼうのいえ」であり、また宮下忠子さんが登場するとお話ししているのを聞いたからである。

 私は以前、山谷や釜ヶ崎等に関連することに興味を持ち、いくらか本も購入していた。その中の一冊が、宮下忠子著『山谷日記 ある医療相談員の記録』(1997年、人間の科学社刊)である。宮下忠子さんのご本は何冊か読んだ。そして、「きぼうのいえ」は、山田洋次監督作品「おとうと」で、ホスピスのモデルとなった施設でもある。

 そんな関係で、是非とも観たいと思って観に行った。マザー・テレサのインド・コルカタのホームレスの人たちのターミナル施設となる「死を待つ人の家」でボランティアをする人たちの中に、「きぼうのいえ」の施設長である山本さんご夫妻がいた。

 そして、東京山谷の「きぼうのいえ」で、希望の日々を迎えている入居者。そして施設長の山本さんや主任看護師として働く奥さん、さらには生き生きと入居者の方々に、愛を注ぐスタッフやボランティアの方々。そんな中で、入居者のお一人に、約20年前に「城北福祉センター」の医療相談員として働いていた当時に出会った宮下忠子さんが訪ねてくる。

 みんなみんな愛に満ちた、とてもたくさんの活動が展開される。素晴らしいドキュメンタリー映画だった。

 
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平成の玉虫厨子

2010年03月19日 | 展覧会・講演会
 


とても素晴らしく感動、今林原美術館に展示されている「平成の玉虫厨子」

 先月の2月7日からオープンしているのに、なんだかだで行けなかった特別展「特別公開 平成の玉虫厨子」。いよいよ今月28日までなので、なんとか今日行った。
 併催の「漆工の名人 中国の堆朱と日本の人間国宝」が、林原美術館のいつもの入り口からの展示となっており、いつもは出口として使われている扉からどうぞと案内された。
 入ると目の前に、何とも美しい「平成の玉虫厨子」が展示されていた。2006(平成16)年に、飛騨高山の匠たちが中心となって「玉虫厨子復元プロジェクトチーム」が立ち上げられたそうだ。そして、復元された「玉虫厨子」とともに、「平成の玉虫厨子」の二つが、現代に蘇り姿を現したとのことだ。美しいの一語だし、見ていて震えがくるくらい感動した。
 今回の展示は、その一つである「平成の玉虫厨子」である。館内で今回のプロジェクトチームによる「飛鳥時代につくられた美術工芸部門の最高傑作を現代に蘇らせる」、その作業の全貌を撮影した長編ドキュメンタリー映画「蘇る玉虫厨子」(2008年64分カラー、出演&語り三國連太郎)が上映されていた。今日は、時間の関係でこの映画の全てを観ることができなかったのは、とても残念で悔いが残る。会期は残り少ないが、再度行って「平成の玉虫厨子」を見るとともに、記録映画「蘇る玉虫厨子」も観たいと考えている。
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遊んで狂う

2010年03月19日 | 映画・テレビ
 


昨晩のNHKテレビ「倉本聰の“創る”世界」を観た、遊んで狂おう!

 あなたは文明に麻痺していませんか。
 車と足はどっらが大事ですか。
 石油と水はどっちが大事ですか。
 知識と知恵はどっちが大事ですか。
 理屈と行動はどっちが大事ですが。
 批評と創造はどっちが大事ですか。
 あなたは感動を忘れていませんか。
 あなたは結局何のかのと云いながら、
  わが世の春を謳歌していませんか。
   (富良野塾 倉本 聰 起草)

 今から26年前の1984年に、倉本聰が私財を投じて開設した、脚本家や俳優の育成を目的とした「富良野塾」は、第25期生が卒熟する今年・2010年にその幕を閉じる。
 先の文章は、「富良野塾クラブ」のメンバーカードの裏に印刷されているものだ。私も、このクラブのメンバーとなり、会報などを送っていただいていた。そして、「富良野塾」の舞台公演も、何度か観た。
 その倉本聰の育てた富良野塾の卒塾生の俳優を出演させてのラジオドラマづくりの過程を追う「倉本聰の“創る”世界」が、昨晩NHKテレビで放映され、とても興味深く観た。倉本聰の執筆風景や製作現場にテレビカメラが入るのは、とても珍しくワクワクしながら観た。
 このラジオドラマ「マローズ」は、鳥インフルエンザ騒動を取り上げて、自然破壊、人間至上主義に問題提起する作品となっているようだ。「今、日本人は自然という元金にまで手をつけている」、この警告が心に染みこんだ。
 この番組の中で、倉本聰は「創るとは、遊ぶこと。創るとは、狂うこと。この二つに集約される。遊んで狂う。わくわくしながらやらないといい仕事はできない」と語った。「創るとは、遊んで狂うこと」、これまた心して生きていきたいと思う。とても素敵な刺激をもらった番組だった。
コメント (2)
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