未だ復興への道半ばの3・11大震災、すぐれた文学作品として残して欲しい
「2011年3月11日。『私』が新婚時代に夫・吉村昭と行商の旅をした三陸海岸を、大津波が襲った。震災の翌年、夫の分まで津波の爪痕を目に焼き付け、大切な人々に会うため、息子と孫と共に田野畑(岩手県)を巡った妻の愛の軌跡」、そんな津村節子著『三陸の海』(講談社刊)を読んだ。。
津村節子は書いている。「もし夫が生きていたら、津波に襲われた愛する三陸の姿を見て、どんなに悲しんだだろう。三陸は故郷ではない。住んだこともない。でもあの日、津波が襲ったのは、「私」にとってかけがえのない場所だ――」。
その津村節子の今は亡き夫・吉村昭は、明治や昭和初期の大津波の被災等について、『海の壁』(=文庫版化に当たり『三陸海岸大津波』と改題して出版)を書いている。膨大な資料を読みこなして、書かれたこの本に驚嘆する。
今3・11大震災を体験した者として、その大震災についての記録をきっちりと整理し残すとともに、文学者の方々には是非ともすぐれた作品として昇華させ、すぐれた文学作品としても後生に残して欲しいと願う。
旭川河畔の景色を眺めながら、「ルヴェール」でランチ&デザートを楽しんだ
過日、勘違いで近くのハワイアンカフェ「pono cafe(ポノカフェ)へ入ってしまった(それはそれで良かったのだが)ので行けなかった「ルヴェール(Le Vert)」で、18日にランチを楽しんだ。
お店に入ると、中高年の女性が団体でランチと会話を楽しまれていた。とても和やかな雰囲気が溢れていた。そんなみなさんの会話をバックグラウンドミュージックともしながら、かつ旭川河畔の景色を眺めながらランチを楽しんだ。
さすが人気のお店で、素敵なお味。ヤッパデザートも、と別メニューとなっているデザートも楽しんだ。このところ、主治医の「甘いものの取りすぎ」イエローカードが出ているが、体重の減もあるので緩くなりつつある。スイーツは控えないといけないのに、いけない私だ。
ところで、帰る際に、ふと団体さんを見ると、なんと私が親しくさせていただいている方がいらっしゃった。世間は狭い。