ディズニー「アナと雪の女王」、松たか子の歌う「Let It Go」に魅了された
昨日は、孫のお守りを口実に、ディズニー「アナと雪の女王」を観に行った。さすがディズニーと言うべきか、もう既に観客・100万人を突破した人気映画であり、とんでもない混雑ぶり。
この映画で、アナの姉・雪の女王の吹き替えを担当したのは松たか子。そしてテーマ曲「let it go」も歌っている。それが聞きたくて行った。ネットでは、何度も松たか子の歌う「Let It Go」を聞いていたが、画面があるとまた違った。ステキだった。
にしても、高畑勲の「かぐや姫の物語」とは対極とも言える画面、CGが駆使されている。それはそれで美しかったが、日本人の私であるからか、「かぐや姫の物語」の画面に魅力を感じてしまう。
そうは言いながらも、「アナと雪の女王」にぐいぐいと引き込まれながら観た。あっという間に、エンディングとなった。小学二年生の孫も、たいそう気に入ったようで、また観たいと言っている。
大きなスクリーンをバックとして、流れてくる松たか子の歌声はとてもステキだった。一週間程前の16日に、舞台「もっと泣いてよフラッパー」で、松たか子の生歌を聞いて魅了されたばかり。とても嬉しい。
それ故か、「そう言えば、松たか子は久しくコンサートツアーをやっていない」と思ったりもした。これまで、何度か松たか子のコンサートに身を置いたが、もうこの年齢でありどうするか、少しだけ悩ましいところ。
ともあれ、昨日はお客さんのほとんどが、ポップコーンとドリンクのセッテを手にしていた。もう映画を見る際のポップコーンは、定番となっている様子。我が家もそうだ。
映画代やランチなど含めると、おじいちゃんはたいそうな出費となった。ま、孫の笑顔と松たか子の「Let It Go」を聞けたことでよしとする。
関東バス労組がストライキ、久しぶりに春闘とストライキを思い出した
関東バス労働組合が賃上げを求めて、一昨日ストライキを実施したことが、様々に報道された。私が若かった頃は、「春闘」は新聞の一面を飾っていたが今や死語となっており、労働問題はほとんど報道されることがない。そのことを、少し寂しく思っていた。
そして同じ一昨日のこと、岡山県労働委員会が「コンビニ・セブンイレブンの店主が団体交渉を求めた件について、店主は労働者であり団体交渉を拒否するのは不当労働行為」と認定した。
そんな一昨日の20日、私はいつもの「読書ルーム」で、坂倉昇平著『AKB48とブラック企業』(イースト新書)を読み始めた。私はAKB48商法-握手券付きや総選挙の投票券付きCD販売などのビジネス展開-について疑問を持ってきたが、AKBと労働問題について、秋元康の作詞したAKB48の歌う歌詞と結び付けて論じる斬新さに脱帽した。そして、たくさんのことを学ばせてもらっている。
一昨日は、ホント、久しぶりに「労働問題」について、思いを巡らした。希望する誰もに働く場所・仕事と労働が保障される、そしてそんな働く者が大切にされる社会であって欲しいと心から願う。