地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

霞が関独特の“作法”

2024年09月18日 | 身辺雑記


 今、自民党の総裁選挙が行われている。マスコミは、さながら自民党広報かのように、連日多くの時間を割いて報道している。うんざり。

 ところで、そんな自民党の総裁選挙に関連した報道で、目に止まっ記事がある。見出しは、「・・選対は霞が関独特の“作法”を知らないという」だ。

 その記事は、「例えば、・・事務所では総裁選へ立候補を表明する前に、大手紙の政治部デスクを集めてコーヒー懇親会のようなものを開催しています。しかし、そもそも政治部記者という人間は、『あなただけに特別に教える』と耳打ちして、初めて手なずけられるもの。全員を平等に集めた時点で、本当に“仲が深まる”ことはありません」だ。

 何故この記事に目がいったのか。実は私も同じような経験があるからだ。私が労働組合運動に参加していた頃、所謂「労働戦線、新しいナショナルセンター・新しい産別づくり」の活動が展開されている中でのこと。

 新しい産別づくりの全国組織の事務局を担当していた私は、マスコミの方々をお招きして昼食会を開催した。先の記事を読み、その際に同じようなことを言われたことを思い出したからだ。

 「長崎さん、みんなで一緒ではダメですよ。各社、それぞれと対応しないと。聞きたいことも聞けませんよ」とのことだった。

 それ以来、どんな時に、どんな場所やどんな対応が必要なのかを考えながら、行動をしてきた(つもりだ)。もちろん、不十分さは多々あるのだが。わが過ごしてきた人生の一コマ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世の中、三連休が終わった | トップ | 三連休明けは動き回った »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

身辺雑記」カテゴリの最新記事