今日から「秋の読書週間」、岡山県立図書館の活動やサービスは驚くほどに素晴らしい
今日から「秋の読書週間」が始まった。せめてこの二週間だけでも、少しは本を読んでみようと思っている。
ところで過日、読みたい本があり公民館経由で市立図書館へ「予約カード」を提出していたところ、「蔵書なし」でカードが返ってきた。いつもなら「県立図書館に蔵書あるので、そちらへ照会してみてください」との書き込みがあったりするのだが、それもなかった。
「県立図書館には蔵書がないのだろうな」と思いつつ、昨日電話を入れた。すると、「当館にはないし、ずいぶんと古い(そう、1981年刊だ)ので購入も出来ない。でも、他館に蔵書としてあったので、取り寄せる。届いた連絡する」との返事をもらった。
読みたいと思った本が読めるからと言うのではないが、職員の方の対応はとてもていねいで、心地よかった。「利用者数日本一」の理由がわかったような気がする。県立図書館には、講演会などでもよく参加させてもらっている。そうした活動も素晴らしい。「利用者数日本一」は当然だとも思う。
「読みたい本があると、他館から取り寄せてでも貸していただける」、こうしたことは図書館としては基本的なサービスだろう。私たちは暮らしの中で、もっともっと図書館を利用すべきだと考える。図書館バンザイだ。この読書週間中に、是非とも一度は図書館へ行こうと考えている。
こうした図書館が、もっと身近にたくさん建設されることを願う。岡山市で言えば、中区には図書館がない。用地を確保して久しい。早急に建設して欲しいものだ。
そしてまた、例えば岡山県内でも、合併により減りはしたものの図書館のない町や村がある。また、合併したのに、一館のみといった自治体も少なくない。暮らしの近くに図書館がある、そんな図書館網の充実を期待したい。読書週間に思うことだ。
他館にまで問い合わせ、取り寄せてくださるなんて本当に感動しました。素晴らしいです。
全ての図書館が、本の貸し出しだけでなくより充実したサービスを提供してくれたら、と思います。
みんなが図書館を利用するといいですよね。