21世紀中年

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新潟記念はキンカメ系が走る!

2023-09-02 18:56:18 | ヨレヨレ競馬ライフ

 夏の新潟名物、ハンデ重賞新潟記念だが、昔から重ハンデの高齢馬の健闘が目立つ。

 一方で、軽ハンデは苦戦しており、しかも馬券に絡むのは何故かこちらも高齢馬だ。

 当然、良績を残すのは中ハンデの4、5、6歳馬の好調馬だが、重ハンデの実績ある高齢馬はマークしたい。

 今年の実績高齢馬は、8歳馬ユーキャンスマイル58kとマ7歳馬マイネルウィルトス57kだ。ユーキャンは4歳時に57kでこのレースを勝ち、7歳になった昨年も57kで2着になっている。今年は58k、最近のレースっぷりを見ても、いくら相性がいいとは言ってもさすがに厳しい気もするが押さえておくべきだろう。

 マイネルウェルトスは今年、わずか2戦目、休養明け初戦の函館記念は1年ぶりにもかかわらずコンマ4秒差の4着と掲示板を確保、上々の復帰戦となった。道悪巧者の印象が強いが、2走ボケさえなければ、重賞初制覇のチャンスだ。

 軽ハンデ組は、今年も苦戦する。女性ルーキー小林美駒の7歳馬イーサンパンサー52kがどうかだが、さすがにここでは荷が重い。

 3歳馬のノッキングポイントが人気を集めているが、おそらく18年のブラストワンピースの再現を期待しての人気だろう。ブラストワンイースは新潟記念を勝った後、菊花賞2着、有馬記念4着とまさに破竹の勢いであっと言わせ、4歳になってから札幌記念を勝ち、凱旋門賞までコマを進めた。その勢いは5歳になって、さらに加速し秋天と有馬を勝っつまでに出世した逸材だった。。果たしてノッキングポイントはその器なのか。臨戦過程が酷似、母父キンカメと共通点はあるものの、インパクトと言う面では、やはり弱い。ブラストワンピースはデビューから3連勝で毎日杯V、ダービーこそ5着とクラシックの壁に阻まれたが、その後の新潟記念では圧倒的1番人気に応えての勝利であった。ノッキングポイントもダービー5着だが、インパクトの面では格段の差がある。血統的にもマイラー色が濃く、再来を期待するには無理がある。

 そうなれば、やはり4~6歳の好調馬の勝負が濃厚だ。サリエラとプラダリアの4歳馬対決に注目が集まっているが、目黒記念の対戦結果は1番人気のサリエラが3着、2番に気のプラダリアが5着だった。サリエラは同レース以来の参戦だが、プラダリアは宝塚記念に出走し、勝ち馬イクイノックスからコンマ4秒差の6着だった。これを健闘と見れば、新潟記念は両馬の一騎打ちといってもいい。

 問題は展開である。逃げ馬不在で、押し出されるようにバラジがハナに立ちそうだ。人気どころで前に行くのはノッキングポイントだろう。軽ハンデのファユエンも先に行くかもしれない。問題はペースだが、もしスローに落ち着けば、ノッキングポイントの勝利が見えてくるが、平均ペース以上で流れると、今の新潟なら差し追い込み勢に分がある。

 サリエラ、プラダリア、マイネルウィルトス、ノッキングポイントの上位人気で決まりそうだが、穴としてユーキャンスマイルとブラヴァスの過去の勝ち馬を押さえておく。2頭ともキンカメ産駒で、新潟記念はキンカメ産駒と母父キンカメが何故かめっぽう走るのだ。

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