21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

ジャニーズ報道の危険に気づけよ!

2023-09-10 06:17:36 | エンタメ

 一連のジャニーズ報道に今さら物申すつもりもなかったのだが、我が物顔でメディア報道、SNS]を目にして、無性に腹が立ってきた。一体、この国はどこに向かっているのか。たとえば木村の発言を空気が読めないと一斉に批判する空気はどうだ。絶対におかしいし、70年代から90年代にかけては、絶対に起こらなかった現象だ。

 言論の自由という憲法を持ち出すまでもなく、木村が放ったジャニー語録でいったい誰が傷ついたのか。カチンときた被害者がいたかもしれないが、世間が気にしているのはこの時期にそれをいっちゃダメという横並びの体裁だけじゃないか。こんな現象こそ、絶対におかしい。自由を謳歌してきた世代からすれば、息苦しくてしょうがない。

 批判も擁護も無関心も、個人の自由で、一個人の他愛もない発言を一斉に非難する空気こそどうかしている。

 大体、ジャニーの性癖は、大昔から言われたことで、フォーリーブスの北公次が暴露したときも、結局はメディアがだんまりを決め込み、糾弾にはいたらなかった。そんなメディアがどの面下げて常識を振りかざすのか、開いた口が塞がらない。もし、真剣にこの問題を報じるなら、まずは臭いものにふたを決め込んできたメディアが自らの不甲斐なさを反省し、それこそ視聴者に謝罪することが必要だろう。

 ジャニーズのタレント、元所属タレントとすれば、スルーしたいというのが本音だろう。それをいちいち突っ込む大衆迎合のメディアやSNSの節操のなさこそが噴飯ものだ。

 加害者が死んでしまった今、被害者の怒りや無念をいさめるのは、メディアが騒ぐことではなく、ジャニーズ事務所が認めた以上、被害者と真摯に向き合い謝罪と賠償責任を遂行し、心機一転、出直す以外にないはず。

 今さらジャニーズの名称を抹殺しろとか、一タレントの発言がどうとか、お門違いもはなはだしい。何だか、時代はものすごく嫌な方向に向かっている気がしてならない。

 

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