今年のローズSはキタサンブラック産駒とドゥラメンテ産駒に賭けてみたい。
近年、クラシックを席巻している血統だが、勢いまだまだ続く。
リバティベルを筆頭に、ドゥラ産駒が一歩リードした格好だが、昨年の主役キタサン産駒もここらで一矢報いたいところだ。人気薄ながらオークス４着と健闘したラヴェルは、姉ナミュール（父ハービンジャー）が果たせなかった夢を叶えるためにもここで結果を出しておきたい。晩成型の偉大な父が後押しする。
もう１頭のキタサン産駒、ココナッツブラウンも今夏の北海道で成長した姿を見せた。特に札幌で１勝クラスを勝った走りは、まだまだノビシロを感じさせる強い勝ち方だった。鞍上も絶好調で、本番の権利をなんとしても手に入れいおきたい。
一方、ドゥラ産駒はラファドゥラ１頭だけがトライアルに挑戦するが、なんといっても前走が凄かった。１勝クラスとはいえ、直線の短い福島で後方から次元の違う脚で差し切った走りは圧巻の一言。未勝利、１勝クラスと連勝し、ドゥラの血が遂に覚醒した。
今季好調のハーツクライ産駒、キズナ産駒、大物が出るロードカナロア産駒、惑星期待のグレーターロンドン産駒も一応マークする必要があるが、ここはキタドゥラ３頭で勝負だ。
