もう秋のクラシックかあ、早っ！ 紫苑ステークスだが、もう２頭しか見えん。
アップトゥーミーとヒップホップソウルの音楽系の２頭だ。アップトゥーミーは解散したBiSHの楽曲にあるし、ヒップホップはそのまんまブラックミュージックだ。もちろん、それが狙いたい理由ではない。
血統背景に惹かれるものがある。アップトゥーミーのお母さんムードインディゴは、ダンスインザダーク産駒で、長距離向きの血統ということで春はオークスに照準をあてたものの、結果を出せなかった。夏を乗り越え、秋はローズSで９番人気の２着、秋華賞でも８番人気の２着と、一気に素質が開花した。アップはキャリア７戦で６月にやっと１勝クラスを勝ったばかりだが、母同様秋に本格化する素地はある。権利取りは当然として、本番でも期待したい１頭だ。
一方、ヒップホップソウルだが、祖母のダンスインザムードは桜花賞馬で秋華賞４着の名牝。母のダンスファンタジアは桜花賞７着、NHKマイル15着と結果は残せなかったがマイル路線の期待馬だった。そんなスピード色の母系にキタサンブラックとくれば、成長力を期待して当然ではないか。春はフラワーC２着と素質の片鱗は見せ、オークスでも６着と善戦、それからの成長度を考えれば、期待して当然といえる。
今のところこの２頭以外に、食指が動かない。この２頭の馬連１点勝負か、ほかに買いたい馬が現れるのか。いずれにしても、紫苑ステークスは２頭で勝負する。
