昔からTVドラマはまめに観る方だった。本数が倍加した昨今は、さすがに観るドラマも限られ、地上波で放映されているドラマのせいぜい一割くらいしか観ていないと思うが、それでも同世代の昭和おやじと比べればたぶん良く観ている方だと思う。
そんなドラマ好きおやじの目から見て、フジ系の月9と月10を比べると、絶対に月10の方が面白いと思う。ちなみに今季の月9真夏のシンデレラは森七菜が出ているという理由だけで見てしまったが、内容は月9史上最低といってもいいくらいクソつまんなかった。一方、月10転職の魔王は最初は外れかと思ったが、回を重ねるごとに見逃せなくなった。秀逸とはいえないまでも、それなりに面白かった。
ここ数年の傾向を振り返ってみても、月9はまじめに観なかったが、月10はまめに観ていたと思う。つまりフジ制作より関テレ制作の方が面白いということだ。以前、何かで関テレ制作のドラマは面白いという記事を読んだ記憶があるが、月ドラを比較すると、確かに関テレ制作が圧倒的に面白い。
次のシリーズの予告を見ただけでも、やっぱり月10の方が面白そうだ。たぶん、もう月9は内容ではなくキャストでしか見ないのではなかろうか。もちろん恋愛系ドラマに一喜一憂する齢ではなくなったという側面はあるが、月9ドラマの質が劣化した印象は否めない。