21世紀中年

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高橋はるみ知事が代表選批判?

2010-09-08 09:37:44 | 政治にモノ申す
 新聞記事によると、高橋はるみ北海道知事が民主党代表選に苦言を呈しているという。小沢も菅も地方分権について無知すぎるというのだ。

 果たして、どうか。

 菅の政策協議会を設ける云々の発言に「すでにある」と言うのは、ごもっともで無知といわれても致し方ない。

 一方、小沢についてはどうか。知事いわく、政府の政策実行のために地方への一括交付金などで財源を捻出するという考え方は、地方分権を愚弄していると言う。

 これに関しては、無知なのは知事ではないか。地方分権、あるいは地域主権というシステムは、国家と地方の権限を分散させ、地方にあったより機能的でコンパクトな政策を実行することで全国規格政策の無駄をなくす、税金を有効に使うことが目的ではないのか。知事の発言を聞くと、まるで国と地方が袂を分かち独立国家にでもなるかのごとく思っているふしがある。地方が中央の犠牲になっているのは、知事を支持する自民党の官僚主導政策であり、小沢はむしろをそれを改めると言っているのだ。

 さらに、付け加えるなら、09マニフェストの実現=子供手当て、戸別補償、高速道路無料化=バラマキと、マスコミは報じるが、小沢がもっとも言いたいのは、現行のシステムで行うからバラマキになるのであって、小沢が思うところの政治主導で行えばバラマキにならないとうことだ。

 だから、私たちが一番知りたいのは、小沢が考えている政治主導の本当の姿なのだ。しかし、マスコミはそこに触れようとしない。なぜなのか。

 とりあえず、今週の「週刊ポスト」を読んでみるか。



 
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