日ハムの新球場は北広島に内定したという。めでたしめでたしではないか。
そもそも札幌が真駒内案を出すこと自体が大間違いなのだ。
緑豊かな真駒内公園は市民の憩いの場であるとともに札幌五輪の貴重な遺産でもある。後世に残すことこそが札幌の使命なのだ。そんな大切な遺産をないがしろにした俄か提案など、傲慢としかいいようがない。
冬季五輪の誘致にもいえることだが、札幌は北海道全体の発展などこれっぽっちも考えていない。何が何でも手に入れなければ気が済まないという態度は、まるで巨人と同じだ。巨人は、球界全体の発展などサラサラ考えていない。札幌もまさに札幌の発展しか考えていない。
オール北海道を考えるなら、北広島市が名乗りを上げた時点で、札幌はフォローに徹するべきなのだ。
北広に新球場ができるということは、札幌市にも大きなメリットがある。地下鉄東西線の利用増が見込めるし、新札幌エリアの活性化が大いに期待できるではないか。何なら新幹線の駅を新札幌にしてもいいくらいだ。
むしろ真駒内より、北広の方が札幌にとってはるかにメリットがあるのだ。これを機会に札幌市は何でもかんでも欲しがる姿勢を改めるべきだ。この際、札幌は冬季五輪誘致もやめて、旭川に冬季五輪誘致を提案するなど、発想の転換を図るべきではないか。
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