選抜に続き夏の甲子園も中止になって、3年生の野球部員の落胆は計り知れないものがあるだろう。
提案したい。来年の春の選抜に、現3年生の出場を可能にしてはどうか。2年生には来年の夏があるが、3年生には何もない。進学等の問題はあろうが、甲子園に高校生活のすべてを捧げてきた部員も少なくはない。目標を失って、捨て鉢になり間違いを起こす子供もいるかもしれない。
そんな子供たちに希望を与えるためにも来年の選抜は特例で3年生にも出場の機会を与えてはどうか。進学、就職、プロ決定者にとっては出場は難しいのはわかるが、周囲が少しの間、入学、入社を先延ばししてもいいのでは。
インターハイの動向も気になるが、もし中止なら、各種春大会への3年生参加を認めてほしい。
大人にとって1年間なんて、大した変化はないが、子供たちにとっての1年間は大人たちの10年に値する。その貴重な時間を棒にふる。残酷な話ではないか。せめて、最後くらい希望をつなぐ舞台を作ってあげたいものだ。1、2年生だって先輩の苦悩がわかるはず。チャンスは半減しても、苦しみをわかちあうことは無駄ではないだろう。
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