21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

ベイの快進撃は本物か

2015-05-11 04:16:31 | ベイフリークの野球

 ジャイアンツとの首位決戦を2勝1敗で勝ち越したベイ、優勝への期待がますますヒートアップするわけだが、往年のファンは決して有頂天にはならないのだ。

 これまで幾度も春の珍事と揶揄され、実際、夏まで持たなかったことは数知れない。まして、今の投手力で勝ち続けるとはとても思えんのだ。まあ、久保が2勝しかしていないにもかかわらず今の位置をキープできたのはそれなりに投手力が上がっていると言っていいのかもしれないが、善し悪しが判然としない井納はそれなりに結果を出しそうだが、三嶋などは好不調が激しいだけに一旦負け癖がつけば長引きそうだ。とても安定した投手力を維持するとは思えない。一昨日のゲームで山口が勝てなかったことも今後尾を引きそうだ。何よりクローザーが小魔神山崎一人では荷が重すぎる。大魔神佐々木とはいわないまでも、セットアップもクローザーも行けるかつての盛田のような存在が欲しい。

 欲を言ってはキリがないが、ともかくせっかく首位を走っているのだから、せめて夏までは貯金生活を維持してほしいものだ。この先、交流戦を勝ち越せば、まじでVが見えてくるのだが。

 誰かいい抑えをトレードできないものか。日ハムの武田久、楽天の斎藤隆あたりは盛りは過ぎたとはいえ、連投でなければまだまだ使えそうな気がする。とくに斎藤は数少ないかつてのV戦士だけに精神的支柱になりそうなだけに、古巣でもうひと花さかせてやりたい。

 それにしても今の戦力で首位にいるのは奇跡に近い。若手の成長が大きいといえそうだが、他チームが乗れてない事が原因だろう。だからこそ、他が息を吹き返す前に投手陣を補強したいのだ。

 お願いだからもう少し夢を見させておくれ、愛しのベイスターズよ。


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