tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

メダカの春

2012年03月23日 12時15分53秒 | 環境
メダカの春
  昨年の春の事です。近所の花屋さんの看板に「メダカ入荷しました」と書いてありました。以前からメダカを飼いたいなと思っていたので、いろいろ考えました。

 わが家には道に面してカーポートがあり、カーポートと庭の境は下半分がブロックの垣根です。垣根の内側に庭の雨水を下水に流す3メートルほどのU字溝があります。そのU字溝の下水につながるドレーンの手前に発泡スチロールの板で堰を作り、コーキングをしたら水が溜まるようになりました。

 これなら巧くいきそうだと、250Lの雨水タンクをネットで買い、カーポートの樋につなぎ、雨水タンクの蛇口からポトポトと雨水がU字溝に入るようにして準備完了です。

 早速メダカを20尾ほど買ってきて放しました。U字溝の鉄格子の蓋は取り外して、毎日、水量を調節しながら、「メダカの学校」の鼻歌とともに見ていました。
 長年たまった泥と落ち葉の上を澄んだ水がゆっくりゆっくり移動し、メダカ達は静かに群れ、時には素早く逃げ、なかにはU字溝の隅から隅まで探検するのもいて、なかなか飽きない景色です。

 そのうちに、お腹に卵を付けているのが出てきましたので、これはオスらしき2,3尾とともにホテイアオイを浮かべた水槽に入れておいたところ、夏に入って無数の小メダカが孵っているのを発見してビックリ。

 この子メダカは親に食べられないように別途ベランダの水槽に入れておきました。無数にいた子メダカは、数はどんどん減りましたが、秋には結構育ち、我が家のメダカ人口は50尾ぐらいになったでしょうか。

 メダカ達は、そろって、U字溝の池で冬を越すことになり、そろって泳いでいましたが、寒さが本格的になると1尾も見えなくなってしまいました。そして最近、寒さの緩みととみに、ちらほらと顔を出すようになり、昨日辺りは10尾ほど群れている様子が見えていました。

 さて、最終的に何尾ぐらい出て来てくれるのだろうかと楽しみに見守っているところです。