AIIB、中国、アメリカ、日本
AIIBも57か国で参加国が決定となり、次の段階に進むのでしょうか。
主要国で参加していないのはアメリカと日本ということですが、アメリカはすでにアメリカとしての積極的意思表明をしたようです。
「世界銀行との連携を」というのがアメリカのメッセージということのようですが、アメリカはアメリカなりに、金融の国際秩序の問題も含めAIIBにどう対応するか前向きな方針を考えていることは明らかなようです。
AIIBに最も近接した立場にあるのはアジア開発銀行でしょう。日本は、アジア開銀の歴代総裁を出すリーダー国ですが、日本の財務大臣などが発言したのは、報道されている所では、AIIB、あるいは中国についてのネガティブな発言ばかりで、AIIBが動き出すことを前提に、アジア開銀との関係なども含め、アジアの経済的開発をいかに進めていくかといった前向きの視点のものはありませんでした。
その結果、いつでも入れる、様子を見る、動きを見定めてからでも遅くはない、などという全く主体性も積極的判断もない、全く腰の引けた様子見の態度に終始して来ています。
日本と同様に健全経済を維持し、今やヨーロッパのリーダー役を背負わされているドイツのメルケル首相からの勧誘にどう答えたのかは知りませんが、ドイツも健全な経済や金融についての考えを共有できる、しかもアジアの国である日本に入ってもらいたかったのではないでしょうか。
何を考えて、何を配慮して、日本としてのきちんとした前向きの発言をしないのか、主体的意思の持てない国なのか。数々の確りした経済・社会的な実績を上げて来ている日本がなぜに建設的な発言をしないのか、国民である我々が不審に思うのですから、多分世界中の国々もそう思うのではないでしょうか。
やることは一人前だが、世界の問題に積極的な発言をするのを何故かためらっているような日本、などという見方が一般化しないように、政府には少し「日本としてはこうあるべきだと思う」と「インパクトのある発言」をして頂くように頑張ってもらいたい気がします。
AIIBも57か国で参加国が決定となり、次の段階に進むのでしょうか。
主要国で参加していないのはアメリカと日本ということですが、アメリカはすでにアメリカとしての積極的意思表明をしたようです。
「世界銀行との連携を」というのがアメリカのメッセージということのようですが、アメリカはアメリカなりに、金融の国際秩序の問題も含めAIIBにどう対応するか前向きな方針を考えていることは明らかなようです。
AIIBに最も近接した立場にあるのはアジア開発銀行でしょう。日本は、アジア開銀の歴代総裁を出すリーダー国ですが、日本の財務大臣などが発言したのは、報道されている所では、AIIB、あるいは中国についてのネガティブな発言ばかりで、AIIBが動き出すことを前提に、アジア開銀との関係なども含め、アジアの経済的開発をいかに進めていくかといった前向きの視点のものはありませんでした。
その結果、いつでも入れる、様子を見る、動きを見定めてからでも遅くはない、などという全く主体性も積極的判断もない、全く腰の引けた様子見の態度に終始して来ています。
日本と同様に健全経済を維持し、今やヨーロッパのリーダー役を背負わされているドイツのメルケル首相からの勧誘にどう答えたのかは知りませんが、ドイツも健全な経済や金融についての考えを共有できる、しかもアジアの国である日本に入ってもらいたかったのではないでしょうか。
何を考えて、何を配慮して、日本としてのきちんとした前向きの発言をしないのか、主体的意思の持てない国なのか。数々の確りした経済・社会的な実績を上げて来ている日本がなぜに建設的な発言をしないのか、国民である我々が不審に思うのですから、多分世界中の国々もそう思うのではないでしょうか。
やることは一人前だが、世界の問題に積極的な発言をするのを何故かためらっているような日本、などという見方が一般化しないように、政府には少し「日本としてはこうあるべきだと思う」と「インパクトのある発言」をして頂くように頑張ってもらいたい気がします。