建設受注統計の不正問題についての第三者委員会の報告がでて、この問題が先の毎月勤労統計の場合よりの著しく深刻な問題であるいった指摘もされ、多くの専門家から改善についての意見も出されたこは、大変良かったと思います。
これを機に官庁統計に携わる人たちが、自分たちの仕事が、地味ではあるが如何に重要な仕事であるかを知り、誇りをもって、真剣に統計の充実に精進していただきたいと願うところです。
前のブログでも触れましたし、第三者委員会も指摘していることですが、今回の問題で最も深刻であったのは、統計回答者が記入した原票の記入回答を消しゴムで消したという点でしょう。
毎月勤労統計の問題のように集計方法に手抜きや取り扱い錯誤があった場合でも、原票があれば「復元」は可能です。
しかし原票の記入が消去されていたのでは「真実は永久に不明」ということになるのです。
これは統計にとっては決定的な問題です。
これは統計業務にとって許されないことというだけではなく、統計の役割から言えば、国民のすべてにとって、更に人倫(世間様)にとっても許されない行為ではないでしょうか。
統計調査に関わられる方々には、「原票」の意味をもう一度確りと理解し、把握した上で職務の遂行を願いたいところです。
これを機に官庁統計に携わる人たちが、自分たちの仕事が、地味ではあるが如何に重要な仕事であるかを知り、誇りをもって、真剣に統計の充実に精進していただきたいと願うところです。
前のブログでも触れましたし、第三者委員会も指摘していることですが、今回の問題で最も深刻であったのは、統計回答者が記入した原票の記入回答を消しゴムで消したという点でしょう。
毎月勤労統計の問題のように集計方法に手抜きや取り扱い錯誤があった場合でも、原票があれば「復元」は可能です。
しかし原票の記入が消去されていたのでは「真実は永久に不明」ということになるのです。
これは統計にとっては決定的な問題です。
これは統計業務にとって許されないことというだけではなく、統計の役割から言えば、国民のすべてにとって、更に人倫(世間様)にとっても許されない行為ではないでしょうか。
統計調査に関わられる方々には、「原票」の意味をもう一度確りと理解し、把握した上で職務の遂行を願いたいところです。