ウクライナのゼレンスキー大統領が、アメリカの上下両院合同会議で演説しました。
今、世界で大変苛酷な立場にある国の大統領が、あれだけの覚悟の決意を持ってふるった弁舌に対して、アメリカは深い共感と賛意、恐らくそれに感謝の気持ちを表す起立と拍手で高く評価したようです
ゼレンスキー大統領の演説は、2つの大きな論点を持っています。
1つはアメリカの支援に対する深い感謝、そしてもう1つは、アメリカの支援によって、ウクライナは絶対負けない、何も恐れることはない、我々は世界に勇気を与える、プーチンは我々を支配することは出来ない、
という2点を極めて明確に説得力ある演説をしているのです。
ゼレンスキー大統領のこうした強い信念の言葉を支えるのは、今ウクライナのやっていることは、この戦争は領土を守るためだけではなく「民主主義のための戦い」だという明確で強固な意識でしょう。
ついこの間まで、ウクライナは美しい都市キーウを中心に、多くの国民は平和で豊かな生活を優れた芸術の文化とともに楽しんでいたのでしょう。
そうした世界が、一人の独裁者のために突然破壊と人の生命の犠牲を平然と伴うような戦争に巻きこまれたのです。
戦争の惨禍に耐えられない人は国外に出ましたが、この戦争が自分たちの自由で平和な生活を取り戻すために必要と意識する人達は、戦場に立つことになったのでしょう。
そしてそれには、自由と民主主義の世界を独裁者から守るという、人類社会の基本的な問題が重ねられているのです。
ゼレンスキー大統領は、我々が戦う、アメリカには支援だけを要請する、ロシアは我々より多くのミサイル、航空機を持っている、我々にはアメリカの支援は不可欠だ、それは勝利を齎す、世界の安全と民主主義への投資だと理解してほしい、と述べています。
世界の将来のためにウクライナが(多くの犠牲を払ったとしても)勝利まで戦うという、まさに犠牲的な気持ちが明確だという感じを与えるところです。
ところで、いま日本は、集団的自衛権を認め、敵基地攻撃能力を持とうとしています。そして、国民は何処の国がどう動いて、そういう事態が起きるのか、政府が何を想定しているかを知りません。
恐らく政府も国民と同じ程度にしか理解していないのでしょう。ロシア、中国、北朝鮮、などがマスコミには出て来るのが一般的です。
しかし、どの国も、将来は友好関係を保ち、相互に発展を支え合うように、かつてより考えて来たし、今後もそうするべき国のように思われます。
日本は一体何をしようとしているのでしょうか、現政権が何か考え方を持っているのでしょうか。でなければ、誰かに頼まれた結果なのでしょうか。
ゼレンスキー大統領の演説は、心を打ちます。ウクライナには深甚な感謝をしなければならないでしょう。
同時に日本は、本当にそうしたことが出来る国なのでしょうかと考えてしまうところです。
今の政権がどう考えているのか国民は皆知りたいのではないでしょうか。
今、世界で大変苛酷な立場にある国の大統領が、あれだけの覚悟の決意を持ってふるった弁舌に対して、アメリカは深い共感と賛意、恐らくそれに感謝の気持ちを表す起立と拍手で高く評価したようです
ゼレンスキー大統領の演説は、2つの大きな論点を持っています。
1つはアメリカの支援に対する深い感謝、そしてもう1つは、アメリカの支援によって、ウクライナは絶対負けない、何も恐れることはない、我々は世界に勇気を与える、プーチンは我々を支配することは出来ない、
という2点を極めて明確に説得力ある演説をしているのです。
ゼレンスキー大統領のこうした強い信念の言葉を支えるのは、今ウクライナのやっていることは、この戦争は領土を守るためだけではなく「民主主義のための戦い」だという明確で強固な意識でしょう。
ついこの間まで、ウクライナは美しい都市キーウを中心に、多くの国民は平和で豊かな生活を優れた芸術の文化とともに楽しんでいたのでしょう。
そうした世界が、一人の独裁者のために突然破壊と人の生命の犠牲を平然と伴うような戦争に巻きこまれたのです。
戦争の惨禍に耐えられない人は国外に出ましたが、この戦争が自分たちの自由で平和な生活を取り戻すために必要と意識する人達は、戦場に立つことになったのでしょう。
そしてそれには、自由と民主主義の世界を独裁者から守るという、人類社会の基本的な問題が重ねられているのです。
ゼレンスキー大統領は、我々が戦う、アメリカには支援だけを要請する、ロシアは我々より多くのミサイル、航空機を持っている、我々にはアメリカの支援は不可欠だ、それは勝利を齎す、世界の安全と民主主義への投資だと理解してほしい、と述べています。
世界の将来のためにウクライナが(多くの犠牲を払ったとしても)勝利まで戦うという、まさに犠牲的な気持ちが明確だという感じを与えるところです。
ところで、いま日本は、集団的自衛権を認め、敵基地攻撃能力を持とうとしています。そして、国民は何処の国がどう動いて、そういう事態が起きるのか、政府が何を想定しているかを知りません。
恐らく政府も国民と同じ程度にしか理解していないのでしょう。ロシア、中国、北朝鮮、などがマスコミには出て来るのが一般的です。
しかし、どの国も、将来は友好関係を保ち、相互に発展を支え合うように、かつてより考えて来たし、今後もそうするべき国のように思われます。
日本は一体何をしようとしているのでしょうか、現政権が何か考え方を持っているのでしょうか。でなければ、誰かに頼まれた結果なのでしょうか。
ゼレンスキー大統領の演説は、心を打ちます。ウクライナには深甚な感謝をしなければならないでしょう。
同時に日本は、本当にそうしたことが出来る国なのでしょうかと考えてしまうところです。
今の政権がどう考えているのか国民は皆知りたいのではないでしょうか。