東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

全日本選手権の感想

2019年09月30日 23時44分35秒 | レース反省

仰秀1年の青木維摩です。まだ一年生ながら今年の全日本選手権に出場させてもらいました。レースの内容、反省は先輩方に譲らせてもらいます。

 

クルーザーの練習に本格的に参加してからはまだ1ヶ月しか経ってなくまだまだ戦力にはならないにもかかわらず全日本選手権に出させてもらい、先輩たちに迷惑をかけないだけで精一杯でしたが、真剣勝負のレースは緊張感がありとても楽しかったです。自分的には回航時の動作をミスなくこなせ、良い回航に貢献できたので、練習の成果が出せて達成感がありました。

 

最終レースのスタートが完璧にきまり、アウターよりの第一線でスタートした時、引退する4年の磯野さんが「俺の最後のスタート完璧じゃん」とおっしゃったとき、「磯野さん本当に引退するんだ」と改めて思い、磯野さんの4年間のヨット部生活を回想したら(23ヶ月しか知りませんが)、涙が出てきてしまいました。

 

なんでも教えてくれる小網代のパパ磯野さんが引退してしまうのがとても悲しいのですが(全日本後の練習にも来ていただいてあまり実感はわかないのですが)、教えてもらったことを活かし、仰秀チームにもっと貢献できるように練習を頑張っていきたいと思います。これからもご支援のほどよろしくお願いします。

 

青木維摩


初レース:J24全日本選手権

2019年09月30日 22時31分10秒 | レース反省

こんにちは、仰秀です。いつもご支援いただきありがとうございます。

 新しく仰秀チームに加入しました、1年の板坂吉純です。まだ未熟な1年の身ながら、今回の全日本選手権に出場しました。自分にとって全日本選手権が初めてのレースであり、高いレベルの戦いが予想される中で、自分はどれだけ仰秀チームに貢献することができるのか、自分のミスがヨットの走りに影響してしまうのではないか、そういった不安を常に感じていました。その一方で、ハイレベルなレースに参加することへの期待と、練習通りにレースを展開すれば必ず結果がついて来るという自信も同時に感じていました。こうした複雑な心境でレース本番を迎えました。

 レース前々日には、台風の影響で他のチームの船が完沈するというアクシデントが発生し、当日も予想どおり非常に強い風でのレースになりました。レース初日は3レースが行われ、1レース目は一番最初のレースということもあり、動作のミスが重なって8位をとってしまいましたが、2レース目は落ち着きを取り戻し、5位を取ることができました。3レース目は2レース目の油断があってか、最下位に終わってしまいました。自分は技術や経験の面よりかは、チームの雰囲気を良くすることに努めようと考え、最下位を取り、沈んだチームを盛り上げることに専念しました。そのおかげかは分かりませんが、1日目はむしろ次のレースに向け、前向きな姿勢で終えることができたと思います。2日目は見事5位を取り、一時は総合6位につけ、5位まであと一歩のところまで迫りました。3日目は自分ではなく、青木維摩が出場しました。

 今回のレースを終えて、レースというものの難しさを痛感した一方で、よりヨットへの愛が深まりました。技術や戦略の大切さ、そして何よりレースの楽しさを実感することができ、本当に充実した3日間となりました。これからはこの全日本選手権で得た反省と成果を日々の練習に還元し、来年の全日本選手権では必ず世界選手権の切符を獲得できるよう努力していきたいと思います。これからもご支援のほどよろしくお願いします。

板坂