ご無沙汰しております。コロナへの絶望と進振りで頭のネジが飛びつつある2年の早苗です。
今回のテーマは"ヨット部での失敗"ということです……ね……。
傷口に塩を塗るのが大好きなドS君からの指令ですので仕方ない。後輩諸君への教訓となると信じて腹を括りましょう。
1 周りに感謝しましょう
今となっては完全にネタですが、当時心が砕けちった音は今でも覚えています。長らく存在する桟橋も、マストに襲撃されたことはまさかなかったでしょう。困らせてしまってごめんなさい…と謝りたいです。ホッパーマスト桟橋事件です。
概要といたしましては、
ハーバーの桟橋付近で沈する…→流される
→…マストが桟橋の下に刺さる
幸い周囲の機転によりことなきを得ましたが、かなりの大事故になりかねないケースでした。
これに対し私は
「当時救出劇に携わってくれたすべての人に感謝したい。後輩には、ここまでやらかしても生きていけるので凹んだ時には思い出して元気を出してほしい」
と忘れてほしいと思いつつも悲しげに語っています。
2 周囲に目を配りましょう
桟橋事件をすぎて、ホッパーに少し乗れるようになった頃のお話。ランニングで非常にスピードが出てよく走れていました。しかし愚かにも周りを見ておらず、前方から近づく1艇の2人乗りに気付きませんでした。慌ててお互いに回避しました(相手には回避させてしまいました)。辛うじて自分の艇は生き残ったものの、落ち着いてから最初に自分の目に飛び込んできたのは沈した2人乗りでした…
これに対し私は
「他大の方だったし、ましてや権利があったのは向こう。本当に申し訳ないことをした。本気で反省している。絶対に調子に乗ってはいけない。今後は何事においても、常に未熟者であるという自覚とともに生きていきたい」
と項垂れつつも強い決意を持って語っています。多分これが1番のやらかしでした。
3 出着艇は孤独だと思いましょう
ホッパーでの着艇にしくじった結果、スロープに突っ込みました。幸い先に着艇していた3人が身体を張って止めてくれましたが、とても痛そうでした。
これに対し私は
「お三方、本当に申し訳ありませんでした…もしあなた方がいなかったら本当にどうなっていたことか。今度何か奢ります」
と、しおらしい態度を見せています。
4 誕生日には背後に注意しましょう
19回目の誕生日は整備日で、八景島で過ごしていました。そして、謎の慣例により服を着たまま桟橋から落とされました。またもや桟橋には珍妙な体験をさせてしまいました。
これに対し私は
「19年間で一番珍しい祝われ方をしました。これまでも、誕プレが同じキャラのぬいぐるみとクッションで偶然かぶるドッキリをされて見事に騙されたり、誕プレがおかきとパンのみ(なんとドッキリではない)とか色々あったのですが、全てが霞みました。でもまあ…ありがとうございます。
ですが、その後のトレーニングで偶然にもサッカーボールに2回攻撃されたことは許していません」
と、怒りつつもまんざらでもない顔で語っています。
5 先輩は優しいので過度に恐れてはいけません
某OBさんと試合に出たときのことです。その方の噂を色々と耳にしていまして、私は生まれたての小鹿のようにプルプル震えていました。ですが、実際乗ってみると先輩は優しくしてくださりました…
これに対し私は
「ものごとは見かけと違います。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです」
と、ハルキストぶって語っています。いい台詞ですよね。
こんなものでしょうか。我ながら書きながら懐かしくなりましたね。
新入生の皆には何か教訓を得てもらえたら嬉しいです。…レアケースばかりなのであまり繰り返されることもないかもしれませんが…
次は役立ちそうな話をしてもらいたいので、工藤を指名します。進振り迫りしこの季節、この男ほど頭がよければ…と何度思ったことでしょう。テーマは「ヨットと勉学、文武両道の秘訣」で!