新三年470クルーの山本です。渚ちゃん、絶妙な紹介、ありがとう笑。微妙に喋ったことない気がします。さて、あけましておめでとうございます。いかがお過ごしでしょうか。僕はテスト勉強でてんてこまいです。といっても、単位数が足りないとかいうヨット部あるあるではなく、来年以降の取得単位数をできるだけ減らして部活にベットするためにもここで欲張っておくのが肝心なのであります。単位なんてナンボあってもいいですからネェ、ええ。
しかし、今年は「強化練習」なるものを新しく導入してテスト期間もオフにはせず練習をすることになっていて、寒い中元気に練習しています。ということで、この前の練習を思い出して一句。
笛吹けば タックするなり 八景練
某正岡子規の歌を意識しました笑。そういえば正岡子規って僕と同じ哲学科に所属してた時期があるらしいですね、これへーって話ですよネ。さて、この歌、どういうことかというと、冬の動作練習の時期の小松コーチは、とにかくタック・ジャイブの回数をこなして基礎を叩き込むということで、この前の練習でもレスキューボートから笛を吹かれていたわけですが、前代未聞の頻度で笛を吹いていて、ぶったまげました。というか、文字通り5秒に一回のペースで笛を吹かれて途中からはただのジブシート張り替えマンになっていました。でも、この時期に基礎を叩き込むからこそ春以降に開花するのだと思います。小松コーチも「腱鞘炎になるくらい、タックタックジャイブジャイブなんだぁ」とおっしゃっていました。どちらかというと僕は筋肉痛になるでしょうが、ともかく今は愚直にタックやジャイブを数こなして、それも一回一回丁寧にこなして確実に上手にならなきゃあいけません。止まってる暇なんかネえべ!
さて、新年になったので、皆様は新年の抱負や目標など立てましたでしょうか。僕も今年の抱負を考えました。まずは競技面では確実にレギュラーに入ること、これにつきます。去年はレギュラー選考に残ることを目標としていましたが、夏合宿が始まって早々に構想外であることを告げられてちょっと萎えていた部分がありました。しかし、今は人数の問題で確実に構想には入っているはずなので、あとはその枠を取れるかどうかの問題になります。現状は先輩のクルーに引け目を感じる一方で、去年の先輩たちの練習の動画を見ていると、春合宿の前後で圧倒的に完成度が上がっているので、僕もブレイクスルーするーって感じです。真面目な話、ジブ(またはスピン)トリム、ヒールトリム、バウトリムと風を読む力は全部連動しているなというのが最近の技術的な感想で、その理想形に自らのパフォーマンスを近づけていきたいです。ここで最近の練習を思い出して一句。
あああああ ブロウが抜けて アンヒール
あるあるだとは思いますが、ブロウの抜けが読めてないと、ジブトリムもヒールトリムも後手に回ってスピードが大きく失われます。技術的にはこういう事態をなくしていくのが今年の目標です。
あとは生活面、人格面について。ヨット部の理念は確か「人格的成長」だった気がしますが、今のところ大して成長を感じていません。曲がった根性は少し真っ直ぐした気がしますが、まだ後輩と乗るのを渋いと思ったりやりたくない仕事を溜め込んで他人にやってもらったりとクソガキが抜けきっておりません。でも最近聞いて刺さった言葉は「天才の定義は優しさ」だと断言する謎の少年の言葉です。これは本当にその通りだなあと。アインシュタインにしろラッセルにしろ、いわゆる天才と呼べるような人の行動の根底にはアガペー的な「優しさ」があるように思われます(ラッセル=アインシュタイン宣言などを見るにも)し、反対に明らかに根底に優しさのない人はそれを天才と仰ぐ人が一部にいたとしてもそいつはフェイクだと思います。小松コーチのよくおっしゃる「シーマンシップ」にも同様に根底には隣人愛的な人間への優しさがあると思いますが、そのような、人間愛的な優しさ・思いやりを、部活の周りの人たちにも、それ以外に対しても忘れないように、やることをきっちりこなして充実した一年を過ごしたいと思います。最後に一句。
目標は シーマンシップの 小松さん
今年も一年間、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
次回のブログは確か、随一のパッション系クルー、佐藤くんな気がします。めっちゃ頭いいらしいので、乞ご期待!
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