大阪でのろう者被告刑事事件の裁判員裁判を傍聴して、どうなんやろなあ と 思ったことがあった。
手話通訳者は ろう者の 表現を 単語の連続(そのように、努めておられたように見えました)で 音声語に変えとってでした。
「すまん」「すまん」「すまん」といったふうです。
これは 僕は 「大変申し訳なく思っとります」となるんとちゃうかな…と 思うたんやけど。
弁護側には弁護方針なんかがあるさかい 第三者がどうこう言うこととは違うのんやけど、
裁判所に雇われた通訳者やったら また、 弁護側の 意向と 違った 通訳も あるんとちゃうかなあ…とも おもいました。
難しいとこです。
裁判員裁判になって ろうあ「運動」や手話通訳者の中では どうも 裁判員にろう者が選ばれた際の情報保障ばっかりが脚光浴びとるように見えるけんど、ほんまに必要なんは 刑事被告人の権利を守るいうことやと 僕は思うとる。
こんな勉強会を続けたいもんや。